縁あって、ジュリーが1才の時に家にやってきました。
初めて会った時の様子は今でも良く覚えています。
私の留守中に家に連れて来られていたジュリーは私が家に入ると遠慮気味に私の足に前脚をかけて迎えてくれました。
繊細そうな仔だな、と思ったのも始めの内だけ、徐々に本領を発揮し始めました。
当時、訓練の事を何も知らなかった私は家族と一緒に手探り状態でしつけをしていました。お散歩の時にひっぱる・他の犬に吠える・要求吠え・トイレ以外でのおしっこなど、たくさんの問題がありましたが、小型犬ということもあり、特別問題意識もなく過ごしていました。
お散歩大好きなジュリーはどこまででも歩く元気な仔で、病気もせずとても元気でした。
晩年、原因不明ながら両目が見えなくなり、耳もほとんど聞こえなくなってからは、一人ぼっちになることを大変嫌がり、お留守番ができなくなってしまいました。
今となってはたくさんの間違いを犯していたと思いますが、犬に対する興味、愛情、情熱はジュリーがいたからこそ湧いたもので、訓練士の勉強をする上でもジュリーの存在は欠かせないものだったと思います。
ジュリーに感謝しつつ、更なる向上を目指してがんばりたいと思っています。
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