第8缶 アサヒお客様感謝デーにて



 富山県入善町にアサヒ飲料(株)が進出してはや数年。毎年行われている、お客様感謝デーに第1回以来久しぶりに行ってきました。もちろんお目当てはここでしか手に入らないようなアサヒのグッズです。工場見学をして展示ブースに足早に進みます。お約束の無料配布の十六茶とスイッチを早速手に入れ、場内を見渡します。
 そこで、目に付いたのがアルミ缶リサイクルのコーナーでした。昭和アルミニウムという会社がお客さんにアルミ缶を配っています。白地にSACの青い文字、昭和、アルミニウム、カンパニーの頭文字でしょうか。一人一人に手渡されたこの缶を手にしながら、アルミニウムがリサイクルされるまでの展示を見ながら並んでいると、その先には空き缶回収装置が。そこに缶を投入するとアルミとスチールに分別され、缶がつぶされます。そして、かわりに景品抽選用のコインが出てきました。一番下の景品としてもらったのが、貯金缶でした。他にもアルミホイルなどのアルミ製品の景品があったようです。ただ、なんとなく納得できないのは、わざわざアルミ缶を配って、それをつぶさせて、リサイクルを訴えるというのはなんだかなぁと思いました。後ろに、つぶされるためだけに作られた缶が山積みになっているのを見て、もったいないと感じたのは私だけではなかったような気がします。(6月5日)

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