第4缶 「お正月、四国の旅 前編」
1月4日、例年の冬と違い雪があまりなく、旅行に出るには絶好の日和である。世の中は今日から仕事始めとか言っているが、そんな中出発するのはとても気持ちがいい。四国方面は2度目の旅行となるが、なんといっても、明石海峡大橋だ。これが今回の旅の目的の1つであるのだが、やはり主たる目的はなんといっても、缶集めである。(実は裏目的もある)毎回、西日本方面に行くときは渋滞にはまってしまう。そこで3が日をさけ4日を出発日に選んだ訳であるが、これが大正解。京都東インター、天王山トンネル、吹田ジャンクションと順調に進み、神戸ジャンクションからあっという間に明石海峡へ。明石市街を避けるように、高速は一度地下にもぐり、登り坂をのぼると、巨大な橋脚が見えてくる。つり橋なので、橋の真ん中が持ち上げられて、橋がゆるやかな丘のようだ。景色を見るために駐停車しないように、パトカーが橋の真ん中に1台見張っている。愛車キャパにもカーナビがついているのだが、バージョンが古いのか橋が登録されておらず、画面上は何もない海の上を車で飛んでいる気分になる。
淡路島にはいるとすぐ、サービスエリアがある。ハイウェイオアシスが併設され、車のまま上り下り両サービスエリアに入ることができる。さっそく自販機チェック、タイガーという見たことも聞いたこともないメーカーを発見。こういう、思っても見なかった新しい会社の発見はとってもうれしくなる。神戸市に本社があるらしく、改めて淡路島は兵庫県なんだと実感する。緑茶、混合茶、珈琲、ジュース、紅茶等と一揃え商品を持っている、結構大きなメーカーなのだろうか。
鳴門大橋を渡り、一気に徳島県へ。橋から少し渦潮を見て、今日中に行けるところまで行く決心をする。徳島市内を走るうちに、チェーン店らしい酒のディスカウントストアーを発見。まず「アワーリカー」これって阿波のリカーってこと?残念ながら収穫はなく、もう1つの「リカオー」へ。これってリカーの王ってこと?ここでオリジナルブランドの烏龍茶をゲット。
夕方になってきたので「阿波の土柱」を見るのをあきらめ、一路香川県、琴平宮へ。9時頃に到着し晩御飯を買いに「ほっかほっか亭」へ。実は弁当屋も茶缶探しの隠れた穴場なのだ。やはりあった。前から気づいていたが「ほっかほっか亭」は地域ごとに飲料メーカーが違うらしく、烏龍茶、緑茶、麦茶をゲット。さすがに1日中走り続け、疲れたので今夜の宿泊場所を探す。こんぴらさんの近くにはたくさん豪華な温泉旅館があるが、そこは避けて、少し離れたホテルへ。今日の客は1人だけらしくて、フロントのおじいちゃんにやたら気を使ってもらう。なんとこのホテルボーリング場併設で、11時頃までゴロゴロという音が天井から鳴り響いていた。こうして四国1日目は終了。明日は早起きしてこんぴらさまだ。(2月21日)
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