2003年2月8日 スペイン旅行記〜セビリア〜 さてさて、バルセロナのサグラダ・ファミリアにて初日から思わぬ 登搭を御見舞いされた我々。 もはやこの旅に一時 の油断もなりません! だって、セビリアだってね ![]() これに登らされたのよ、これに! マジでスペイン、俺達に楽させる気ナシです・・・ さて、Towns' Informationでも書いてあるとおり、このセビリアは アンダルシア最大の都市、そしてそのアンダルシア地方 はスペイン情熱の象徴とも言えるフラメンコ発祥の地! 躍動感溢れるステップ 流れるような腕の動き 完璧なリズムを打ち続ける手拍子 それら全てがこのスペインの熱気を表しているようです! ただね やっぱりいるのよ・・・ セビリアのホテルに宿泊、翌日の朝、比較的に時間をしっかり守って 集合する今回のツアー参加者は朝、所定の時間にロビーに集合。 20数名いる面々がボチボチ集まってくると、なにやら外で1人の オッサンが声を張り上げて叫んでいます・・・ よく見て、そしてよく聞くとそのオジさんは小さなゼンマイ仕掛けの 闘牛を床において動かしながら、手に持っているカスタネットを 打ち鳴らし、箱に2個入っているカスタネットを指して、 「ニコデ センエン」 (二個で千円) ※スペイン旅行中の自分の適当な統計では、カスタネット の相場は2個で4〜7ユーロ、平均5ユーロ (1ユーロ≒130円) ボッタクリです いやいや、朝っぱらから堂々たるボッタクリっぷりです!そして、 分かってくれると思うのですが、こういう外人さんの片言日本語って 結構ツボに入るんですよね〜・・・(^^; もはや目の前でカワイク動いて いる闘牛クンとフラメンコで使わ れるカスタネットの関連性のなさ なんて全然気になりません!!! しかし、最近の日本人は当然こんなもんじゃ騙されません! チラッとオッサンを見るものの、こんなものを購入する人はいません! オッサン、ピ〜ンチ! そこで、そのステキなオジ様は いよいよ切り札を出してきました! 「タッタニコデ センエ〜ン!」 (たった二個で千円〜!) プッ ブワッハハハハハハ ハハハハハハハハハ ハハハハハハハハハ ハハハハハハハハハ ハハハ〜〜〜!!! もはや分かり易すぎてツッコム気にもなれませんが、 ×タッタニコデ センエ〜ン! ↓ ○ニコデ タッタセンエ〜ン! この日売上0で去り行く彼の背中は何だか寂しげでした |