2002年5月15日 試練 さてさて、三つ子地鎮祭を含む4〜5月に かけての鬼の地鎮祭合宿も終わり、仕事的に 一山超えたマナでございます、皆さんこんばんは。 いや〜、この合宿中は本当にいっぱいいっぱいでした・・・(遠い目) 特に最後は 2日連続だったし 地鎮祭の設営業者さんとの打ち合わせにて
この合宿は俺を一回り成長させてくれた気がします。 色んな意味で(;;) それでですね〜、1つ1つの地鎮祭(安全祈願祭)どれを とっても色々あったんですけど、今回はその中でも特に 印象に残った・・・というか最大の試練 となった安全祈願祭のことをレポしたいと思います。 この安全祈願祭は、ある町の小学校校舎 の建設工事の為の安全祈願祭。 参加者総勢60人 ウチとしては大規模な地鎮祭のレベルと言える。 時間が経つにつれ、当社社長・施主町長様・・・ 出席者の方々、そして神社宮司様等が集まりだす。 こんな時はドライブするならきっと爽快であろう青空も今はその 広大さが自分に色々な不安を抱かせる。 今までの段取り・打合せは完璧か? 必要なものは全てそろっているか? 再三確認したことでさえ、まるで信頼性を失ってしまいそうな感覚。 「大丈夫、問題ない!」 自分に言い聞かせるように念じ、開始15分前に式場テント の中へ、もう後戻りはできない。 式場テント内では式場設営業者が司会者である自分と宮司様が 入ったことを確認して最後の砂馴らしを終える。 そして式場テント内には自分と宮司様のみ。 この時間帯のこの空間が 実はたまらなく好きだ そこに敷かれてあるまっさらな砂はこれから60人の 出席者の足跡を刻むことになる。 しかし、この時点ではあくまでまっさらな砂の床。 そう、野球の先発ピッチャーが まだ誰も足を踏み入れていない マウンドに自分だけの空間を 見い出し、高揚する心境といった 感覚に似ているだろうか? 自分はこの空間を利用し、気持ちを落ち着かせながら 緊張感が適度な具合になるように調整する。 そして開始10分前をきったあたりでいよいよ出席者の方々が 式場内に入ってくる。 ・・・今回はうまく気持ちを造れたようだ。 不安が確信へと移行していく。 そしていよいよ出席者が全員入り開催。祭壇・出席者へ均等に一礼し、 手に持っている式次第を開きゆっくりと、且つ厳かに宣言する。 「只今より・・・建設工事 安全祈願祭を執り行います」 いける・・・! 自分自身の第一声がいつも通りに響いたのを確認して 確信が限りなく100%に近いものとなる。 が 落とし穴は思わぬ ところから やってきた・・・! ここは小学校 そして季節は運動会直前 試練は隣のグラウンド からスピーカーに 乗ってやってきた・・・
・ ・ ・ い ・ ・ ・ いや〜、ミンナ楽しそう に練習してるね〜(;;)
ぬがぁあ〜〜〜!!! 先生、あんた絶対 こっちを狙ってるだろ! 無理無理無理無理無理 無理無理無理無理無理 無理無理無理無理無理 無理無理無理無理無理 無理無理無理無理無理 ィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!! こんなの 絶対無理だよぉ〜(;;) 神様、もはやこれは試練というよりも テロに等しいです(;;) でもね、聞いてくれ子供達よ、僕は君達に何の文句も言わないよ。 君達が運動会当日、見事にそして楽しくアイーン体操を踊れたら そして、この日の練習が少しでもその糧となったとしたら僕、 こんなに嬉しいことは無いんだよ!!! でもね 君達が楽しく踊れたその後ろで テロ同レベルの試練を 見事に耐え抜いた炎の男 がいたことを決して 忘れないで欲しい(;;) |