「オミくん。新年おめでとう」 「靖臣くん新年おめでとうおめでとう」 「靖臣、あけおめ」 「靖臣、今年もよろしく」 「新沢。今年もよろしくね」 「オミ先輩!今年もよろしくお願いします!」 「新沢くん。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますよ〜」 「靖臣サン!おめでとう風味です!」 「………新年早々大挙して押し寄せて来たもんだな」 「安心していいわよ新沢、あたしたちはとっとと帰るから」 「水泳部はこれから神社にお祈りに行かなければならないんです。オミ先輩、名残惜 しいですけどこれで失礼します…」 「大変ですね、佐久間さんも鞠音も頑張ってお祈りしてきてくださいね〜」 「何言ってるのよ!お姉ちゃん引率でしょ!ちゃんとついてきてよね!」 「…引率者がついていくっていうのは斬新な展開だな」 「…くしゅ〜〜…」 「いきなり人が減ったんじゃないカナ」 「三人いなくなっただけでも随分静かになるものよね」 「でも、三人減った程度では変化ない人もいるみたいだよ」 「オミくん。新年おめでとう。今年は二人に増えたのね。あまり無茶したら駄目だ ぞっ」 「…すずねえ、そりゃ俺じゃなくて初子の胸だ」 「相変らずの緊張しいよね、桜橋先輩」 「まるで壊れた玩具風味です」 「…シカちゃん、容赦ないねないね」 「とりあえず靖臣に挨拶も済ませたし、僕はこれで退散するよ」 「ああ、あたしも家の仕事をそろそろやらないといけないから、これで失礼するわね 靖臣」 「ああ、二人とも今年もよろしくな」 「あっという間に四人になっちゃったね」 「さっき俺はあっという間に9人になったなと感じたわけだが?」 「オミくん。新年おめでとう。今年は二人に増えたのね。あまり無茶したら駄目だ ぞっ」 「…すずねえ、そりゃ俺じゃなくて子鹿の胸だ」 「昨年に比べてナチュラルにボリュームアップさせた風味ですから。カナちゃんは敵 じゃない風味です!」 「…うう、酷いんじゃないカナ酷いんじゃないカナ…」 「…あまり大差ないような気もするがなあ」 「では靖臣サンに直接見て判断していただく風味です!ささ、ちょっと別の部屋に来 てください!」 「うわ!シカちゃん今年は積極的なんじゃないカナ!」 「ライバルが多いので先手必勝風味ですから!」 「うわーんお姉ちゃん!子供たちが僕のことを玩具にしようとしているよおおお!」 「オミくん!犯罪者になることはお姉ちゃんが許さないわよっっ!」 「…おい、俺は被疑者だぞ」 「日頃の行い上しょうがないんじゃないカナ」 「なんだとコノヤロウ」 「まあまあ靖臣サン、この幼い身体を開発し放題で満足してください風味です」 「とりあえず俺が捕まらないで済む年になるまで我慢しろ」 「じゃ、じゃあわたしを開発して欲しいんじゃないカナ…」 「カナ坊だって触れるだろうがっ!」 「お、オミくん…わたしでも…開発してくれて構わないぞ…」 「……突っ込まないとオチがつかんが、突っ込んだら捕まるぞ、俺…」 おしまい
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