青 葉 山 若狭富士 (699m)
登 山 日 | 2005.05.14 |
コ ー ス | 松尾寺駐車場〜松尾寺(250m)〜鳥居(340m)〜西峰山頂(692m) 《往復》 |
所要時間 | 1時間30分 |
天 候 | 快晴 |
メンバー | マンデー山の会 |
14日正午、マンデー山の会(やよい・こっしー・私)の3名は、翌15日に開催される「鯖街道マラニック」(小浜から京都出町までの76kmを走る)へ参加のため、福井県小浜市に集合した。メンバーは、レース前日の休養などまったく考えず、青葉山登山で足慣らしとばかりに国道27号線を西へ向かった。青葉山は、向かう途中の和田地区から見ると富士山のように海に浮かび、この山姿から「若狭富士」とも呼ばれるという。そして、さらに進んだ青郷地区からの山姿は、西峰と東峰からなる双耳峰であった。
高浜町和田からの若葉山 |
青郷付近からの若葉山 |
松尾寺裏の登山口 |
登山口は、青少年旅行村からのルート、今寺の集落からのルート、松尾寺からのルートの3個所があるが、比較的簡単に登れる松尾寺からのルートに決定。西国33霊場の第29番札所である、松尾寺の駐車場に車を止めた。ご本尊に馬頭観世音菩薩祀る本堂に御参りして、右側裏手の登山口から山頂を目指した。登山道は、孟宗竹の林から雑木林へと進み、約10分で鳥居を通過、ここからが本格的な登山道となる。
たかが700m(高度差450m)の山と、侮ってはいけない。登山道は、急斜面にジグザグに付けられ、おまけに直登する道もあり、ロープの架かった岩場も待ち構えていた。メンバーは逸る気持ちを抑えて、明日のレースのために心拍を一定にしてゆっくりと登った。和やかに子ども連れで下山する家族と挨拶。このコースは、登山の要素が凝縮されていても登頂時間が短く、家族連れでもピクニック気分で楽しめる山と感じた。
西峰山頂の社・裏の岩上部が最高地点 |
眼下の内浦湾 |
尾根に出ると登山道は平坦になり、その先は松尾寺の社を祀る西峰山頂だった。山頂には、「青葉山692m」の看板があり、南に開けて京都北部の山々が一望できた。さらに、社裏側の岩場(約7m)を登ると、北に日本海を一望。それは絶景で、地図の若狭湾の姿がそのままに、眼下には内浦湾の絶景が広がっていた。メンバーは、景色を堪能し記念撮影、時の過ぎるのを忘れそうだった。