剣 山 つるぎさん(1995m)

登 山 日 2003.05.03
コ ー ス 徳島自動車道(美馬IC)=国道438号=見ノ腰駐車場(剣山リフト見ノ腰駐車場)=剣山リフト西島駅〜大剣神社〜剣山山頂〜西島神社〜剣神社〜見ノ腰駐車場=国道438号=剣岳木綿麻温泉(入浴)
所要時間 2時間30分
天   候
メンバー 4名


見ノ腰からの剣山

剣山リフト

大剣神社

山頂部

剣山山頂

ゴールデンウイークの5月3〜5日で、剣山・石鎚山・大山に登山しよう!と2日の夜に出発。実際は、2日夜〜6日未明まで、2泊5日の強行山旅であった。東名・名神・阪神と高速道を乗り継いで、瀬戸大橋から徳島道に入った。美馬ICから剣山登山口の見ノ腰駐車場に着いたのは、午後3時だった。

現在、見ノ腰から西島までは登山用リフトがあり、1時間足らずで山頂まで行くことができる。しかし、自動車で登ってきた国道438号は、すれ違いができないほど道幅が狭く、両側の山肌には平家の末裔と思われる家が何軒もあり、国道の開通以前はかなりの難所だったことを伺わせる。

車の中で身支度をして、リフトに乗り西島駅に着いた。駅の少し上に案内看板があり3コースの登山道が記されていたが、刀掛ノ松を経由する最短のコースを選び山頂を目指した。途中、小さなハエの大群に悩まされたが、山頂の少し手前にある剣山本宮(法蔵石神社)に到着、そのすぐ上には法蔵石があり修験者達が祈祷をしていた。

日本の山名で一番多いのが「駒」の付く山、次に多いのが「剣」だそうだ。この剣山は、その昔安徳天皇の御剣を埋めたことから「剣岳」と呼ばれるようになったいい、その場所がこの法蔵石の下だという。

山頂は緩やかな広場で、木道が敷き詰められており、家族連れで休憩する姿が多く見られた。私たちも、山頂で暫しの休息の後、リフトを使わずに西島神社経由で下山した。麓からの登山道も沢山あるが、リフトを使うとこんなにも容易く登れてしまうものかと、ちょっと燃焼不足の登山であった。