丹  沢  山たんざわさん(1567m) No.71

登 山 日 2003.12.22
コ ー ス 秦野市大倉(290m)〜一本松跡〜駒止茶屋〜堀山の家〜花立(花立山荘)〜金鈴ノ頭〜塔ノ岳(1491m・尊仏山荘)〜竜ヶ馬場(1504m)〜丹沢山(1567m)【往復】
所要時間 8時間
天   候 晴れ
同 行 者 こっしー

 深夜3時、自宅を出発。首都高・東名高速を通り秦野ICで下り、登山口のある大倉へは6時に到着。日曜と祝日の間の月曜日のためか、思いのほか早く着いた。登山口近に秦野戸川公園の有料駐車場があるが、駐車は朝8時30分から可能なため、隣接の大倉バス停で同行する”こっしー”を待つことにした。新聞配達の人に登山のための駐車場を聞くと、「少し上の道路が広くなった所に止められる」とのことで、後ろめたさはあったが待ち合わせたこっしーと路上駐車して出発した。

 大倉尾根の登山道は、初めは舗装路だが次第に狭くなって登山道らしくなる。一本松跡を過ぎる頃には、体も温まり登るペースも一定するが、急登に作られた階段が多くなってきた。階段の辛さを、時折右手の木々の間から見える、富士山が忘れさせてくれる。記念撮影と思ったら、カメラを車に忘れたことに気付くが、こっしーが持っていた。駒止茶屋・堀山の家を通過しても、急な階段は続いた。この大倉尾根の別名を「バカ尾根」という由縁は、いつまでも続くこの階段にあるのだろうと思う。

 気の遠くなるような階段を登っていると、私たちと同じペースで登る人が多いことに気付く。しかも、かなりの年配者たち・・・である。引き離されないように、必死に登って行くと塔ノ岳山頂だった。記念撮影をして、尊仏山荘で休憩を取る。山荘の人に、健脚の年配者が多いですねと話すと、「毎週登ってくる人が多いですよ」とのことで、皆この山荘で休憩を取って帰るそうである。また、山頂からは富士山が綺麗に見えるため、元朝は初日を見る人で一杯になるとのことだった。


塔ノ岳山頂

塔ノ岳から

丹沢山山頂

 塔ノ岳を後にして、丹沢山を目指す。ほぼフラットな登山道と木道を30分あまり、熊笹の生える坂を登ると、丹沢山の山頂である。蛭ヶ岳をはじめとする丹沢の山々を眺め、ここでも富士山をバックに記念撮影。空気が澄み、南アルプスの山々も良く見えた。汗が冷えて寒くなったので、山頂脇の「みやま山荘」内に入れてもらい休憩していると、山荘の主人がストーブを点けてくれありがたかった。

帰路、塔ノ岳の尊仏山荘で再び休憩し、登ってきた階段道を下山した。走りたい気持ちもあったが、衝撃に耐えられる自信がないので、普通の登山者となって下山。駐車場・・・路駐場所に戻ったのは4時。秦野市内の温泉で汗を流して、家路に着いた。