丹 沢 山たんざわさん(1567m) No.71
登 山 日 | 2003.12.22 |
コ ー ス | 秦野市大倉(290m)〜一本松跡〜駒止茶屋〜堀山の家〜花立(花立山荘)〜金鈴ノ頭〜塔ノ岳(1491m・尊仏山荘)〜竜ヶ馬場(1504m)〜丹沢山(1567m)【往復】 |
所要時間 | 8時間 |
天 候 | 晴れ |
同 行 者 | こっしー |
大倉尾根の登山道は、初めは舗装路だが次第に狭くなって登山道らしくなる。一本松跡を過ぎる頃には、体も温まり登るペースも一定するが、急登に作られた階段が多くなってきた。階段の辛さを、時折右手の木々の間から見える、富士山が忘れさせてくれる。記念撮影と思ったら、カメラを車に忘れたことに気付くが、こっしーが持っていた。駒止茶屋・堀山の家を通過しても、急な階段は続いた。この大倉尾根の別名を「バカ尾根」という由縁は、いつまでも続くこの階段にあるのだろうと思う。
気の遠くなるような階段を登っていると、私たちと同じペースで登る人が多いことに気付く。しかも、かなりの年配者たち・・・である。引き離されないように、必死に登って行くと塔ノ岳山頂だった。記念撮影をして、尊仏山荘で休憩を取る。山荘の人に、健脚の年配者が多いですねと話すと、「毎週登ってくる人が多いですよ」とのことで、皆この山荘で休憩を取って帰るそうである。また、山頂からは富士山が綺麗に見えるため、元朝は初日を見る人で一杯になるとのことだった。
塔ノ岳山頂 |
塔ノ岳から |
丹沢山山頂 |
塔ノ岳を後にして、丹沢山を目指す。ほぼフラットな登山道と木道を30分あまり、熊笹の生える坂を登ると、丹沢山の山頂である。蛭ヶ岳をはじめとする丹沢の山々を眺め、ここでも富士山をバックに記念撮影。空気が澄み、南アルプスの山々も良く見えた。汗が冷えて寒くなったので、山頂脇の「みやま山荘」内に入れてもらい休憩していると、山荘の主人がストーブを点けてくれありがたかった。
帰路、塔ノ岳の尊仏山荘で再び休憩し、登ってきた階段道を下山した。走りたい気持ちもあったが、衝撃に耐えられる自信がないので、普通の登山者となって下山。駐車場・・・路駐場所に戻ったのは4時。秦野市内の温泉で汗を流して、家路に着いた。