霧 ケ 峰きりがみね(車山くるまやま・1925m) No.62

登 山 日 2005.06.06
コ ー ス ビーナスライン=車山肩(1800m)〜車山(1925m) 《往復》
所要時間 1時間30分
天   候 晴れ

 前夜、自宅を出発して「道の駅」蔦木宿の駐車場で仮眠。国道20号線から諏訪市を経由して、車山への登山口がある車山肩に朝7時に到着した。車山肩は、今は通行料が無料となった霧ケ峰ビーナスライン(霧ケ峰〜白樺湖間)にあり、ランニングや自転車の練習で周辺を走ったことがある。また、保養施設が白樺湖にあるので、スキーや長野への旅行でと、幾度となく訪れていて、当時のことが懐かしく思い出された。

 車山肩からの霧ケ峰高原散策のための登山道(遊歩道)は、駐車場に隣接するコロボックルヒュッテ脇から始まる。車山へは、何本かある登山道の一番右の道を行き、整備された緩やかな斜面を約30分で山頂である。山頂には、気象レーダーの建物がドッカリと座るが、360度の展望を楽しむことができた。眼下に目をやると、八島ヶ原湿原からの木道が伸びる高層湿原(霧ケ峰湿原)を一望、あと1月もすればニッコウキスゲで黄色に彩られることだろう。


車山山頂の気象レーダー 先は、蓼科山

車山から霧ケ峰湿原 先は、美ヶ原・北アルプス

 そう言えば、「車山高原クロスカントリー」で車山を走ったときには、レンゲツツジが満開で一面が真っ赤に染まっていた。また秋の夕日で、枯れた高山植物が黄金色に輝いて、物悲しくも幻想的な景色だったのを覚えている・・・。
 朝から感傷的な気分になってもしかたないので、山頂を後にして8時20分車山肩の駐車場に戻る。道を挟んだドライブインで「ゴリラの鼻くそ」をお土産に買い、次の目的地である美ヶ原へと車を走らせた。