妙 高 山みょうこうさん(2454m)No.33

登 山 日 2004.11.08
コ ー ス 燕温泉(1100m)6:30〜黄金の湯(露天風呂)6:47〜北地獄谷(光明滝・称名滝)7:27〜天狗平8:50〜妙高大神(南峰 2454m)10:30〜妙高山山頂(北峰 2446m)10:43/11:50〜長助池分岐〜長助池13:20〜黄金水〜麻平〜河原の湯(露天風呂入浴)15:25/15:50〜燕温泉16:05
所要時間 9時間35分
天   候 晴れ
メンバー マンデー山の会 3名

 11月8日未明「マンデー山の会」のメンバーは、国道18号線沿赤倉温泉近くのコンビニ駐車場に集合。夜明けを待ち、登山口のある燕温泉に向かった。温泉下の駐車場に車を止めて、6時30分に出発。旅館と土産店合わせて約10軒の温泉街を抜けると登山道が始まる。直進して吊橋を渡ると河原の湯・麻平方面なのだが、手前の薬師堂の脇を左折して燕温泉スキー場のゲレンデを登る。ゲレンデ斜面にある黄金の湯で、晩秋の紅葉と朝日に輝く妙高山をバックに記念撮影をした。


晩秋の妙高山(黄金の湯から)

光明の滝・称名の滝

クサリ場

妙高大神

 ゲレンデ最上部から北地獄谷の右岸中腹の道を行くと、山肌から温泉が湧き出ていて硫黄臭が鼻を突く。光明滝と称名滝の絶景を左に見て進むと麻平からの登山道と合流、さらに行くと赤倉温泉からの登山道が合流する天狗平に着いた。メンバーは、写真撮影と給食(お茶)をして出発。光善寺池のある湿地帯を過ぎるとクサリ場があり、登ると一気に景色が開けるが急登で辛い。最後の一頑張で、妙高山最高峰の南峰に到着、その先約100mに三角点のある北峰山頂があった。登山開始から、3時間10分である。


立山・剣岳方面

火打山方面

山頂(北峰)から妙高大神(南峰)

 山頂部分は霜が解けて泥んこ状態だったが、足場の良いところを捜して塩ラーメンを作り昼食。景色を眺めながらゆっくりしていると、突然地面が揺れた。メンバーたちは、立ち眩みか?気分が悪くなったか?と思ったようだが、新潟上越地方の地震の余波であることと知る。それにしても、山全体が揺れるという、これまでにない感覚だった。11時50分、昨夜降った雪が薄っすらと残る急斜面を、長助池方面へと燕新道を下山。下りながら、イラクの日本人拉致事件など、国際問題を話し合ってしまった。


妙高山

観光客で賑わう河原の湯

 急斜面が終わって、火打岳方面と長助池との分岐に到着。右に折れると長助池で、周辺は山の谷間の湿原になっていて、木道の上でメンバーは記念撮影をした。登山道は、沢沿いから左手の外輪山の下を通るが、真新しい1mをも超える落石がゴロゴロしていて、これも地震によるものかと思うと、居合わせなくて良かったと思う。

 危険地帯?を足早に進み、黄金水に到着。マグカップに水を汲んで、一同喉を潤した。登山道は、最後にブナ林の中を進み、2度ほどのアップダウンを過ぎると、北地獄谷方面からの道が合流する麻平だった。
 麻平からしばらく下ると、妙仙橋に到着。メンバーは、橋の手前を右に折れて、観光客で賑わう「河原の湯」で汗を流した。長湯をしなければ温まらないくらい温度が低く、手っ取り早く温まるなら温度の高い黄金の湯がお勧めという。駐車場に戻ったのは、4時05分だった。