越後駒ケ岳 (2002.7m)

登 山 日 2002.08.26
コ ー ス 荒金入口〜荒山〜森林公園〜十二平〜力水〜人松〜我忘峰〜グシガハナ〜駒ケ岳山頂 【往復】
所要時間 8時間25分
天   候
メンバー Chieのおかあ

甲斐駒ケ岳登山につづいて、2座目の駒ケ岳である。
当時は、まだ”日本百名山”なるものを知らずに、
日本中の「駒ケ岳」と名のつく山を登ってみたいと、ただ漠然と考えていた。
 前夜自宅を出発し、関越自動車道小出インターで下りて、国道291号線荒金入口付近のコンビの駐車場で仮眠。
 荒山の集落を通り、越後三山森林公園(写真)へ7時に到着。ここには、駐車場(約30台)やキャンプ場、水道(飲用不可)が整備されている。
 身支度を整えて、7:30に山頂を目指して歩き出した。
 水無渓谷沿いに15分も林道を進むと、左の山肌にあるセンノ沢(写真)が現れる。沢というより、切り立った崖の岩肌を水が落ちてくる感じで、真下でこんな光景を見たのは初めてだ。
 さらに、10分もするとサナギ滝・カグラ滝を見ることができる。小さな沢をいくつか通過し高倉沢出会い地点に着く。時々、上流で行われている砂防ダムの工事車両とすれ違う。この美しさが、いつまでも続いて欲しいものだ。
 歩き始めて35分で、十二平(約450m)に到着。ダムの工事事務所手前に「駒ケ岳登山道入口」の看板があり、分かりやすい。登山道入口の水場で給水。以前は、3合目の力水でも給水できたようだが、すっかり枯れていたので、あてにしない方が無難だろう。
登山道は、いきなりこの状態。この急な登りも、綺麗な景色を眺めながらと思えば・・・
大きな北五葉松の雪見の松(850m)で小休止。沢の奥壁に霊峰八海山の八ツ峰が見え、鋸状の岩峰が美しい。
力水を過ぎてからも急登が続く。でも、しばらくすると視界が開ける。振り返ると、八海山の峰々と沢に残る残雪、奥に見えるのは阿寺山(1508m)、登ってきてよかったと思える景色があった。
人松・我を忘れてしまいそうなくらいな山界の美しさから命名された我忘峰を過ぎると、グシガハナのピーク(1811m)だ。ここからは、比較的平坦な道が続く。行く手の尾根にガスがかかりはじめた・・・もう少し。
中ノ岳・小倉山方面からの2つの登山道を右に見て山頂へ。居合わせた人同士で、記念写真の撮り合いをした。東の眼下には、ゴルフコースのような奥只見湖が見えていた。