岩 木 山 いわきやま(1625m)No.10

登 山 日 2005.08.19
コ ー ス 津軽岩木スカイライン=八合目駐車場登山口(1250m)8:10〜リフト道分岐8:36〜鳳鳴避難小屋8:44〜岩木山山頂9:05(休憩)9:45〜鳳鳴避難小屋〜リフト道分岐〜八合目駐車場登山口10:40 【ピストン】(→酸ヶ湯温泉泊)
所要時間 2時間30分
天   候 晴れ(八合目以上は雲の中)
メンバー チエのおかあ

 8月18日の夜、22時から6時の通行に適用されるETC夜間割引を利用して、東北道を青森へと向かった。岩手の親戚に寄りながら、岩木山・八甲田山・八幡平・早池峰への登山を兼ねた、3泊4日の旅である。大鰐弘前ICを5時50分に下りて、弘前市内を通って行くと、津軽富士と呼ばれる岩木山の大きな裾野が見えてきた。岩木山神社を右に見て、6時50分には津軽岩木スカイライン(岩木山ドライブウェイ)の入口へ着いたが、通行は8時からでゲートが開くまで待つことになった。


弘前市内から岩木山

麓の岩木山神社

岩木スカイラインのゲート

 ゲート前で気持ちよく寝ていたら、下の空き地で四輪バギーが爆音を轟かせて、眠気も吹き飛んでしまった。開門の30分前に係員がやって来たが、料金所の通過は定刻通りで、九十九折れの道をたどって八合目駐車場へと向かう。車から降りると、駐車場から上は雲の中で、肌寒くてウインドブレーカーを着る。売店右側の登山口から歩きはじめると、右側にあるリフトも動き出したようで、カタカタと音をたてはじめた。夜露(ガス?)で濡れた木々の間を約25分登って行くと、リフトからの道と合流した。


登山道

リフトからの道と合流地点

鳳鳴避難小屋

 登山道は鳥ノ海噴火口北側を廻り込み、約8分で山頂と岩木山神社へ下る道の分岐に到着、ここには遭難者を悼み建てられた鳳鳴避難小屋があった。この辺りから急登となるが、ガスが濃くて周囲の状況が分からずに、もう山頂かと思わせる偽ピークに二度も騙された。浮石の多い急斜面を登りきると山頂で、ピラミット状の山頂碑の中にある鐘を、チエのおかあと二人で鳴らした。今日一番最初の山頂到着者だと話しながら、南側の岩木山神社奥宮に参拝。すると、初老の神官が社務所内にいて・・・、夏の間は泊っているとのことだった。


山頂直下の岩場

山頂碑の鐘

岩木山神社奥宮

 山頂は思いのほか広く、風を避けられる場所を探して、ラーメンを作りコーヒーを煎れた。約40分間の休憩中に、6人が登って来た・・・。皆が鐘を鳴らすので、山頂に居れば登山者が分かる仕組みのようで、山頂碑の建設は神社関係者か?考えすぎだろうか。あれこれ考えて待っていても、ガスが切れる見込みがないので、登ってきた道を下山。本日の次の目的地、八甲田山へと向かった。