工房獲得記

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木工を始めるにあたり場所が必要となりました。他のホームページを検索していると、セルフビルドでログハウスとか、ガレージを改造してとか、狭小住宅に住む私には到底作ることのできないものばかりです。そこでいろいろ考えた末に出た結論は屋根裏収納庫に工房を作るという案でした。すでにそこには家内の図書室も出来上がっており、残されたスペースは3畳ほどですが、自分の居場所としては十分でしたし、小物を作ることにすれば何とかいけそうでした。また何より図書室があるため家内の承諾は簡単に取れたことが一番の理由です。

広そうに見えますが作業場以外は屋根裏ということもあり下の写真のように天井が下がってきています。一番低いところで90cmしかありません。また「収納」とかかれたところには衣装ケースが並んでおり、家族5人分の季節以外の洋服や靴、お雛様、さらに階下は寝室となっており粉塵対策には特に気を使わなくてはなりません。掃除機改造の集塵機ではなかなかきれいに集塵することができず、本物の集塵機は置く場所もお金もなく、妻の「木屑が・・・。」という厳しいお言葉を何度か頂戴したこともあります。

階段から撮った写真です。3畳ほどのスペースにワゴンや作業台が並んでいます。それらは全てキャスターをつけ、作業場へ出し入れしながら作業しています。手工具がかけられているパンチングボードは開閉式となっており、作業場で使うときは開けて、作業台で使うときは閉めて使い勝手がいいように工夫しました。

屋根裏収納庫見取り図