木工旋盤

(2009.9)

・ボールペン
・ボールペン

(2008.5)

我が家には掘りごたつがあります。しかし、子供達が大きくなってきたので手狭になり、延長できないかと妻から相談狩りました。構造上、掘りごたつそのものを延長できないので掘りごたつプラスホームこたつで天板を一枚にすることにしました。で・・・、ホームこたつもヒーターユニットだけ買ってやぐらは作りました。材料は栗のウッドデッキ材です。
こだわったのはその高さです。掘りごたつと高さをあわせると寝転んで横になると腰があたってしまいます。腰があたらない高さにして、掘りごたつにはスペーサーをかませて高さをあわせました。
一応やぐらには「かんざし」も入れてみました。脚は栗とハードウッドのイペを剥ぎ合わせて作成しました。
天板の作成に入ります。同じく栗のウッドデッキ材をビスケットジョインターで板継ぎします。
自作の板継ぎクランプを総動員して接着中です。結構強力に圧着されています。デッキ材9枚を継ぎました。
ついつい写真を撮るのを忘れてしまいましたが、天板にオイルステインで着色し、ウレタンニスを重ね塗りして耐水性を確保しました。写真ではわかりにくいですが、木口はイペにて補強してあります。
(掘りごたつのスペーサー部分には引き出しもつけました。ノートパソコンなら2台入ります。私にとっては大物でしたがまずまずの出来で私のみならず、家族にも気に入ってもらえました。
次女の学習机を作成します。小学校入学時、「買ってあげようか?」と言ったところ、「いや、パパに作ってもらう」とのこと。「おっしゃおっしゃ作ったろ。」と言ったままでした。
材料はタモとか楢とかいろいろ悩みましたが、ほんとに自分の机で勉強してくれるか分かりませんので、HCで手に入るパイン集成材にします。
ビスケットジョインターで天板を作成。いやー便利ですねー。ほんとに買ってよかったです。今回はとっことんビスケットで作成します。
天板接着中。ポニークランプ買いました。これも便利ですねー。どうして日本では作っていないのでしょう。
引き出しの枠を接着中。こちらもビスケットで接合。クランプが少ないので一気に作業できないのが残念。
今回、足元に本棚をつけます。背板に底板をまたまたビスケット接合。下段はちょうどA4サイズが収まるように設計しました。最近の教科書は大きくなってA4なんですね。私が子供のころはB5だったのに・・・。上の段はA4は高さが足りません。マンガでもどうぞ。
側板を接着しています。これもビスケット。これまでネジも釘もまったく使わず。
引き出しを作ります。トリマーで底板を入れる溝を掘っていきます。写真では分かりにくいですが、横溝ビットを使っています。通常のトリマーの回転は私には煩いのと恐怖がありますので、スピードコントローラーでスピードを落としていますが、あまり落としすぎるときれいにいきません。何度か失敗しながらえっちらおっちら掘っていきました。
引き出しを接着中です。底板には4.5mmのシナベニヤを入れました。市販の物よりも相当分厚いです。次女の性格からしてかなりラフに使いそうですので頑丈にしておきます。
順序がおかしいですが脚はこんな形にしてみました。接着はここまで。すべて接着すると工房から出せません。@天板抽斗、A背板本棚、B側板 の3つのパーツに分け、鬼目ナットを埋め込み、ボルトで組み立て式にします。
家具用の六角ボルトを使って少しは見栄え良く接合します。サンディングしてウレタンニスで3回ほど重ね塗りしました。
完成です。天板はもう少し重ねぬりしてあります。
椅子は既製品ですが満足のご様子。後はサイドキャビネット。使用頻度を見ながら検討します。

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