主役の登場

必要な大きさに切り出したけれど・・・いとも簡単に端がほつれます。

ハサミを入れる線に沿ってテープを張って「枠」を作ってほつれを防止。網目を崩さないように結構気を使います。

張り込み中

  1. 雌型にゲルコート塗布
  2. FRP樹脂でカーボンクロスを張り込み
  3. ガラスマットを張り込み
  4. 脱泡
  5. 硬化完了まで放置

ざっと書くとこんな感じ。でも、実際はドタバタしっぱなし。

・失敗その1

FRP樹脂への硬化剤の混合率がよくわからんかったので、インターネットとかでよく書かれていた2%程度で実行。ただ・・・張り込み途中で硬化が始まっちゃっておお慌て。結局1%程度の混合率でちょうどよかった。

・失敗その2

四隅の処理が難しい。うまくクロスが密着しなくてねぇ。とりあえずは、樹脂で浸して隙間にならないようにしちゃいます

 

脱型

型から外しました。一応形にはなってます。

この後、トリミングをして、耐水ペーパ&コンパウンドで磨いて出来上がり。

磨いてみると・・・

表面はツヤがでてきますが、やはり細かい泡が残っている部分がありますねぇ。それに・・・元のパーツの「ゆがみ」もそのままコピーされてます。

しかし、最大の問題はというと・・・裏返してみるとよくわかるかも。

「裏」

あきらかに樹脂の付けすぎです。元パーツより明らかに重い。肉厚は十分あって強度はあきらかに向上しそう。ただねぇ、フタに強度を持たせても意味は無い。

おまけに肉厚が十分すぎて、フタとしてペダルボックスにハマらないという笑い話つき。

※余分な樹脂を削り取ろうと試みた跡が見える・・・

一応置いてみました

はめられないフタは何の役にも立ちません。今回は完全に失敗でした・・・