「ねぇお母さん、治るのに半年かかるってさ…なんとかして大学通えないの

抗ガン剤だけ岐阜でもらって通うとかさ」
「抗ガン剤ってすごくきつい薬なんだよ。癌を殺すんだから。副作用で髪が抜けたり気分が悪くなったりするから学校なんて通えないわよ。それに手術してもらった先生に投与してもらったが確実だし。」
そっか…半年かかる…それはつまり…大学行けないってこと…
私は昨日相談した大学の事務にも電話した

こうなるとどうなるのか…「結果どうでした!?」担当の岩佐さんに結果を伝えて今後どうすればいいのかを聞いた。
結論からいえば、大学は1年休学し治療に専念することにした。どのみち前期が出れないと卒業はできないという。
学校心理学科の仲間と一緒に卒業できない…それは私にとって大きな衝撃であった…
病気のことよりも私はそっちがショックでならなかった…
みんながいないんなら来年大学行っても意味ないよ

母が「大学やめるっていうのもあるんじゃない?」と言った。
初めは何を言ってるのか理解できなかった。やめる

確かに友達いないからわからんでもないけど…
私は初め教員になるために大学に入った。しかし途中教員になることを辞めた私は、会社就職の道を選んだ。だから大学を卒業する意味は他の人より少ない。
しかも私の就職希望地の実家の近くでは田舎すぎて小さな会社ばかり。学歴は全く見ず、高卒と大卒の給料も一緒なのである。
ということは大学を辞めるという選択肢も無きにしもあらずなのである。
どうするかはまだ置いといて今年は大学を休学することには変わりはなく、その方向で話を進めていった。