米空軍横田基地友好祭 レポート

 米空軍横田基地は、 在日米軍司令部、第5空軍司令部、第374空輸団司令部があり、所有する航空機は、C-130ハーキュリーズなどの輸送機です。飛来する航空機もC-5ギャラクシー、C-141スターリフター、C-17グローブマスターIIIなどの輸送機が中心ですから、横田基地は、正に輸送基地といった感じに見えます。
 横田基地友好祭(Friendship Festival)は、航空機の地上展示、日米音楽パフォーミング、アメリカン・グッズの販売、飲食ブースの出店などがあります。展示飛行は基地周辺の住民に配慮し比較的静かな飛行音の航空機2〜3機種(C-130,C-12など)が通過飛行を行いますが、空自の航空祭のように編隊飛行や戦闘機の起動飛行がないので航空ショーという雰囲気ではありません。しかし、通常業務で離着陸する航空機や帰投する戦闘機を見られる可能性はあります。この友好祭は、例年、8月頃に開催していますが、今後、この横田基地一般開放(オープンベース)のイベント友好祭に行ってみたい方のために、その状況を報告させていただきます。なお、左側フレームにあるGalleryの一部画像は、画像をクリックすると拡大表示します。


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日時

 入場無料 9:00A.M.-9:00P.M.(入場は8:00P.M.まで)

 2007年8月25日(土)、26日(日)、2006年8月19日(土)、20日(日)
 
2005年8月20日(土)、21日(日)2004年8月21日(土)、22日(日)
 
2003年8月23日(土)、24日(日)2002年8月24日(土)、25日(日)

場所

 東京都福生市米空軍横田基地

 福生市のピンポイント天気情報

条件

 入場無料、写真撮影自由、手荷物検査あり、基地内の駐車場使用不可
 
入場時に写真付き身分証明書(住民基本台帳カードや免許証など)の提示を求める場合があります。

 横田基地が2003年に発表した横田基地友好祭(Friendship Festival)の入場条件は下記の通りです。
 Visitors should bring a photo ID with them. Due to security and safety concerns the following items will not be allowed on base: knives and weapons, luggage or large bags, alcohol, pets and coolers. Bags may also be searched for security reasons.

 Photo IDの件。日本人に見える人は、写真付き身分証明書の提示を求められませんでした。日本人に見えない人は、写真付き身分証明書の提示を求められ、米軍が入場して欲しくない国籍の人でなければ、入場できたようです。(2003年記述)

 2003年は、Dパック、脚立、デジタルカメラ、ペットボトル飲料水、日傘、肩持ちのビデオカメラを持ち込んでいる観客を確認できましたが、入場条件は開催年度によって変わるかもしれません。

交通

 JR青梅線の「牛浜駅」で下車。

 JR東日本の路線図と時刻表

 JR八高線を利用して拝島駅でJR青梅線に乗り換える人は、JR八高線の時刻表を確認しておいた方がいいですよ。JR八高線は、1時間に2本しか来ない時間帯がけっこうありますから。


徒歩

 JR青梅線の「牛浜駅」から基地入口の第5ゲート(Supply Gate)まで徒歩10分。

 米空軍横田基地周辺の地図

●地図の解説
 JR青梅線の牛浜駅を下車して、東方向へ歩いて行けば、第5ゲート(Supply Gate)に到着します。友好祭当日に牛浜駅で下車する人の大多数が第5ゲートを目指して歩いていますので、人の流れを見て付いて行けば道に迷うことはないと思います。


第5ゲート(Supply Gate)

●行く前の準備

 横田基地友好祭(Friendship Festival)は、例年7月から8月頃に開催されるのですが、晴れていると地面の照り返しもプラスされて、紫外線が強烈です。特に色白で、日焼けしても肌が黒くならず、赤く火照ってしまう人は、帽子をかぶり、長袖のシャツを着て、日焼け止め乳液(600円前後)を顔、首筋等に塗った方がよいです。日焼け対策を怠ると、帰宅したときにどっと疲れますよ。いや、翌日も体の火照りが残るので気分は最悪です。
 2003年は、「基地内の温度が40度をこえていますので、十分に水分の補給を行ってください。」と何度もアナウンスしてました。


入場口付近からエプロンまで大人100円、子供50円。

●電車

 通勤ラッシュほどの混雑にはなりませんが、JR青梅線の「牛浜駅」で下車する人が大勢います。「牛浜駅」で下車した人の9割ぐらいは、友好祭目当てじゃあないかと思えるほどです。


アメリカン・グッズの販売、飲食ブースを出店している付近は、人でいっぱい。

●エプロン

 第5ゲート(Supply Gate)に到着すると、金属探知器による身体検査と簡単な手荷物検査があります。第5ゲートから歩いてエプロンに到着すると分かりますが、航空祭ではないので航空ファンというよりも、普通の子供連れの家族が多いような気がします。

 2005年は10:10A.M.頃に第5ゲートに到着しましたが、行列ができていて入場するまで30分ぐらいかかりました。テーブルに鞄を置いて中身を出してチェックしていたので行列ができてしまったようです。(2005年の記述)

 やっぱり、手荷物検査のチェックレベルは開催年度によって変わるようです。2006年も10:10A.M.頃に第5ゲートに到着しましたが、大きな手荷物を持って行かなかったので鞄を開けて中身をちょっと見るだけでゲートを容易に通過。行列なし。大きな手荷物を持って行った人は、テーブルに鞄を置いて中身を出してチェックを受けていました。なお、同じ頃に開催される米海軍横須賀基地フレンドシップデー(Friendship Day)も同様の手荷物検査を行っています。(2006年の記述)

 10:20A.M.頃に第5ゲートに到着しましたが、Dパックの中身(デジカメ、雨傘など)をちょっと見て「ダイジョウブ」の一言をかけていだだき、Photo IDのチェックもなくゲートを容易に通過。行列なし。(2007年の記述)


記念撮影もやってます。(2002年)


2007年の地上展示

●地上展示

 地上展示は、米国空軍、米国海軍、米国海兵隊、自衛隊が所有する航空機を30機ぐらい展示しています。2002年の展示形態は、各機体を360度方向から見学できる、大変ありがたい展示の仕方をしており、中には、機体を手で触れる状態の展示もありました。(2002年の記述)


2007年の地上展示。画像をクリックすると拡大表示します。

 2003年以降は厳しくなって機体後方からの撮影ができない展示の仕方をしている割合が増えてます。(2003〜2007年の記述)

 例年の航空機の地上展示時間は、下記の通りですから2日目の日曜日に友好祭へ行かれる方は、午前中にエプロンに到着していることをおすすめします。2:00P.M.以降、地上展示の一部エリア、または全エリアが閉鎖され、航空機を近くで見たり撮影したりできなくなります。(2003年〜2007年の記述)

 2004年の2日目の日曜日は、帰投が終わると再び地上展示を見られるように地上展示エリアを解放していました。(2004年の記述)

 <例年の航空機の地上展示時間>
 1日目の土曜日 9:00A.M.-7:00P.M.
 2日目の日曜日 9:00A.M.-2:00P.M.(実際は、1:30P.M.ぐらいに地上展示エリアから観客の追い出しが始まった。)

 2007年2日目2:00P.M.頃、地上展示の一部エリアを閉鎖。閉鎖したエリア内で地上展示していた航空機(上の画像に写ってる航空機)はその後帰投しますので、帰投前に閉鎖したエリア内のゴミを拾います。


C-130の展示飛行
空挺降下の画像は左フレームのGalleryにあります。


C-12Jの展示飛行
 

●展示飛行

 横田基地友好祭(Friendship Festival)は、基地周辺の住民に配慮し上の画像のような比較的静かな飛行音の航空機が2〜3機種(C-130,C-12など)ほど通過飛行を行い、また、天候が良ければC-130からの空挺降下も行ったりしますが、爆音を出す戦闘機の展示飛行はありません。でも、通常業務で離着陸する航空機や帰投する戦闘機を見られる可能性はあります。

 2002年初日午前中、「横田基地は、地上展示だけだから、どうせ飛ばないだろう。」と思って行ってみたら、「あれ?、F-16CGが飛んでる!」なんてこともある。たぶん、前日の天候が良くなかったので友好祭当日の午前中に到着することになってしまったと思いますが、普通に着陸すると思いきや観客サービスとしてF-16CGファイティング・ファルコンが横田基地上空を周回して通過飛行を繰り返してくれました。もちろん、このタイムスケジュールも事前に観客に告知されていません。

●2日目の帰投

 戦闘機が爆音を出して飛ぶ姿を絶対に見たいというならば、友好祭2日目の2:00P.M.以降が狙い目です。友好祭の2日目は、航空機の地上展示が2:00P.M.で終了し、一部の地上展示機が各所属基地に帰投しますので、その姿を見られるかもしれません。
 2日目2:00P.M.以降の帰投は、あくまで可能性が高いという話であってそれが絶対というわけではありませんが、毎年恒例になってしまったスケジュールなので比較的入場者数が少ない1日目に地上展示を撮影し、2日目は2:00P.M.前後に入場して帰投だけを撮影しようとする人もいます。
 帰投は展示飛行じゃありませんが、ご親切にこれからどの航空機が帰投するか日本語でアナウンスしてくれるので、帰投も展示飛行と同様に楽しんでくださいねということでしょうか。

 2004年2日目の3:28P.M.に航空自衛隊50周年塗装のRF-4Eが百里基地へ帰投。

2007年2日目の3:29P.M.にRF-4Eが百里基地へ帰投。

 2003年2日目の3:52P.M.にF-14Aが厚木基地へ帰投。

屋外での演奏

格納庫内での演奏

●昼食

 OFFICERS CLUB(将校クラブ)のニューヨーク・ストリップ・ステーキ(マッシュポテト、茹でトウモロコシのカット、小さなパンが付いて10ドル、1,300円)は柔らかい肉質で美味しかったです。用意した座席は、日曜日だったので11時頃でもほぼ満席。というより、食べ終わっても暑くてテントの外に出られないという感じでした。(2003年の記述)

 右側の的に当てると左側のパンツ姿のお兄さんが座っている座席が落下して、下にある水槽にドボ〜ンと落ちるゲームです。

2007年2日目昼頃
屋外ステージで行われた横田筋肉番付です。
 

消防車

救急車


消防車


エバーグリーン・インターナショナル航空のボーイング747

トイレ

 飲食ブースの出店付近に仮設トイレが多数設置されています。行列になるほどの混雑はありませんでした。

●出口

 2日目日曜日の出口は例年になく異常な混雑でした。5:00P.M.に行列に並んで出られたのが5:50P.M.。立ち止まっている時間の方が長いくらいでした。(2006年の記述)

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