柔らかな雰囲気と奥行きのある画像を得られる超簡単!画像補正

 トーンカーブ、彩度、明度、レベル補正などをゴチャゴチャと使わず、簡単に画像補正できます。


 Photoshopを起動したら「ファイル−開く」を選択し、画像補正を行いたい原画を開きます。

 左記画像は、背景レイヤーに配置された原画です。


背景レイヤーの複製レイヤーを作る。

 左記のレイヤーパレットで背景レイヤーをつかみ、下方にあるマークに重ねると背景レイヤーの画像の複製が、複製レイヤー(「背景コピー」という名前)として現われます。


「背景コピー」のレイヤーをぼかす。

 「背景コピー」のレイヤーを選択しておきます。

 「背景コピー」のレイヤーをぼかすために「フィルタ−ぼかし−ぼかし(ガウス)」を選択します。半径3.0pixelsに設定してガウスぼかしを実行します。


「背景コピー」のレイヤーにオーバーレイを適用する。

 後はレイヤーパレットで「オーバーレイ、不透明度70%」を適用すれば、柔らかな雰囲気とともに奥行きのある画像が得られます。不透明度は、70%にこだわらず自分の好みで調整すればよいでしょう。
 また、「焼き込みカラー、不透明度20%」、「覆い焼きカラー、不透明度25%」も試してみては、いかがでしょうか?
 各画像は、クリックすると拡大表示されます。各画像の差異は、拡大表示した方が分かりやすいので、是非、クリックしてみてください。

「原画」

「オーバーレイ」

 顔の表情が柔らかく、しかも奥行き感が得られます。

「焼き込みカラー」

 白以外が暗くなります。「オーバーレイ」のように顔の表情は、柔らかくなりません。

「覆い焼きカラー」

 黒以外が明るくなるので、顔に射している陽の光が明るくなっています。


前に戻る