波型のトーンカーブと水晶フィルタを利用して宝石を作成します。ホームページに掲載するボタンとして使えるのではないでしょうか。
Photoshopを起動したら「ファイル−新規」を選択し、幅100pixels、高さ100pixels、解像度72pixels/inch、画像モードRGBカラーに設定してOKボタンをクリックして、新規作成ウィンドウを開きます。
選択ツールをマウスボタンで押し続けていると、その形を選択できるようになっています。楕円形選択ツール
を選んでレイヤー1に円形の選択範囲を描きます。左記画像は、背景色が白色になっていますが、透明でよいです。
描画色を白色、背景色を黒色に設定しておきます。グラデーションツール
をダブルクリックすると、グラデーションオプションパレットが開きますので、グラデーションを「描画色から背景色へ」、方式を円形、不透明度を100%に設定します。グラデーションツール
で左記画像のように、中心から少し左上(始点)でマウスボタンを押し、右下の円周(終点)で放すと円形のグラデーションが描けます。
左記画像は、円形のグラデーションを実行した結果です。
「イメージ−色調補正−トーンカーブ」を選択し、左記のような波型のトーンカーブに設定し実行します。
左記画像は、波型のトーンカーブを実行した結果です。上のトーンカーブの形にこだわらず、光を強く反射している玉を作成できればよいです。ともかく宝石のような輝きを得られるように心がけましょう。
「イメージ−色調補正−色相彩度」を選択し、色彩の統一をオン、色相を-80、彩度を75、明度を0に設定し実行すると、紫色に着色されます。
「フィルタ−ピクセレート−水晶」を選択し、セルの大きさを10に設定すると左記画像になります。水晶フィルタのセルの大きさの数値は同じ数値でも、数値入力する度にプレビュー画像の様子が変わりますので、気にいった画像になるまで、同じ数値を何度も入力し直すのも一考かと思います。
「選択範囲−選択範囲の変更−縮小」を選択し、縮小量を2pixelsに設定し実行すると、円形の選択範囲が中心方向に2pixels小さくなります。さらに、「選択範囲−選択範囲の反転」を選択すると左記画像のような選択範囲になります。
「イメージ−色調補正−色相彩度」を選択し、明度を-50に設定し実行すると、宝石の輪郭が引き締まります。「選択範囲−選択範囲の解除」を選択すると左記画像になります。これで宝石の完成です。
ホームページにボタンとして掲載するときは、縮小してください。