一日郊外*フォンテヌブロー城


4.March 2005


パリ・リヨン駅でからSNCFの列車で約1時間の旅





パリも雪でしたが
列車が進むにつれ 舞い落ちる白い結晶は
パリからの距離に比例するように
大きくなっていきました。

車窓に流れる田園風景


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フォンテヌブロー・アヴォン駅前。
乗り継ぎの悪いバスを30分程待って、
お城に向かいます

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−フォンテヌブロー城−

1万7,000ヘクタールの広大な森の中心にあるフォンテヌブロー宮殿。
中世封建時代(10C.)からナポレオン時代まで歴代王権の歴史が凝縮されています。

もともとはパリの王族がここの森で狩を楽しんだときに泊まる小さな家だったところへ
フランソワ1世〜ルイ16世まで7代の王が次々と建物を継ぎ足してできたのが今の宮殿です。

ナポレオン1世もこの城をこよなく愛したひとり。
正面馬蹄形の階段はエルバ島へ流される前に近衛兵に別れを告げた場所。


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【フランソワ1世の回廊】

左は【白の間】

【ディアナの回廊】ナポレオン3世によって図書室に改造
 
       【王座の間】     【皇后の間】天蓋付きベッドはマリー・アントワネット用に作られたが一度も利用されていない
 
【皇帝の寝室】

【三位一体礼拝堂】
心底冷える雪の日、
宮殿を訪れる人はほとんどありませんでした。
ため息さえも忘れるほどの絢爛豪華で重厚な美しさの中に佇み
それぞれが フランスやヨーロッパの歴史に思いを馳せ静かな時を過ごしました。




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