アトリエルチル2011年の大作。土台は米国グリーンリーフ社のヴィクトリアンコテージ、オーキッドのキット。 |
【前面】 「古びた瀟洒な洋館」が作りたいイメージ。ライトは何箇所かつけて点灯できるようにした。 | 【背面(内側)】 2階建て床は補強してある。キットのベニヤはペナペナなので、他に東急ハンズで買った板を追加して丈夫になるようにした。 |
【1階】 リビングは2分割して石張りと板張りに。部屋の仕切り板もキットに入っているが、使わず。 | 【2階】 アトリエと寝室。りるるは手芸が趣味なので、ミシンは必需品。小物はドールハウス用に買った物が多い。 |
【斜め横】 わりと立体感のある凝ったデザインのキット。その分、パーツが多く、組立ては大変だったが、窓やドアも凝っていて素敵。細かいパーツは全てヤスリをかけ、下地を塗り絵の具、ニスを重ね塗りしていくので、乾かす場所が必要。 | 【横】 上が砂壁、下は石積の壁にした。うえの壁はウレタンボードにレジンサンド入りアクリル絵の具。下は石粉粘土で下地を作ったあと、補修用パテと絵の具、ジェッソを混ぜたものを塗って石の溝を作っていく。 乾いてから、再び絵の具で石の濃淡をつけていく。 |
【窓、ドアのガラス】 キットのプラ版は使わず、ステンドグラスのデザインを印刷した光る透明フィルムと透明なプラ版を使用。光の加減で色が変ってきれい。 | 【1階の石の床】 本物の石のタイルを張った。少し目地の色が明るくなってしまった。1階は植物を育てるテラスのような部分を作りたかったので、板張りと分割した。台所、風呂、トイレなどはスペースが狭くなってしまうので断念…。 |
【植物】 ジオラマ用のフォーリッジやライケン、造花の葉などを工夫。アイビーはレーザーカットのペーパーキット。色は自分で塗る。 | 【シャビーな壁】 アメリカの個人が趣味で作っているサイトで見て感動した趣向。ドールハウス作りの本を参考に取り入れた。 |
【屋根瓦】 キットについている木の瓦ではなく、粘土で作った瓦を張った。この作業が一番単調で時間がかかった。乾いてくるから中断できないし。それでも数週間、コツコツ合い間に張った。案の定、作った日によって粘土に混ぜた絵の具がムラになってしまったが後からどうにか調整。 | 【絨毯】 模様が細かく、さすがにドールハウス専用の絨毯を敷くとぐっと部屋らしくなる。 |
【お茶会】 1階に家具と人形を入れてみた。灯りの雰囲気が落ち着く。 | 【玄関先】 玄関も粘土等でアレンジ。家の下に2枚、厚めの板を敷いてある。一枚は家と一体になった土の部分、二枚目は家とは離れる芝生部分。この板もハンズでカットしてもらったりで、手間とお金が追加されている。 |
【暖炉】 安いレジンのフォトフレームを鋸でカットして作成。枠がデコラティブなので豪華になった。 | 【全体】 2階部分は屋根裏といった感じなので、意外と家具が入らない。階段は中にはつけず、外側に。 配線等、考えながら慎重に作業したものの生来の不器用でアラも多い。それが功を奏し(?)理想どおりシャビーシックな家になった。 ドールハウス作りは楽しいが、完成には根気が必要! |
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