幼虫の雌雄判別方法 |
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カブトムシ幼虫(外産)の雌雄判別ポイントを解説します。 3令中期以降になると判別が割りと容易になりますが、若令時は大変に難しいです。 実際には、何個体も見ているうちに、段々、目が慣れてきて判別できるようになってゆくと思います。 ここではヘラクレス・オキシデンタリスの3令幼虫を例として出しております。
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これは3令中期の幼虫です。
ボディだけで比べると、一見、どちらも同じに見えますが、これらは♂と♀の個体です。 |
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判別は、お腹を見ます。 赤丸で囲ってある個所に、小さな点があるのが分かると思います。これがあるものが♂です。この点がなければ♀の可能性が高いです。 3令初期のものやこの点(精線)が薄いものなど、判断しにくい場合がありますが、成熟するにつれ、段々とハッキリしてくるものが多いようです。 ちなみに、国産カブトやサイカブトの♂の場合、このような点ではなく、vの形をしています。 |
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3令中期になると、頭の大きさの違いも分かりやすくなります。♂(左)の頭幅は♀(右)に比べて、1,2mmは大きく、全体的な見た目の印象も、一回り、大きな感じになります。 |
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