left-image
幼虫の雌雄判別方法

<<< 判別ポイントはここだ! >>>

カブトムシ幼虫(外産)の雌雄判別ポイントを解説します。
3令中期以降になると判別が割りと容易になりますが、若令時は大変に難しいです。
実際には、何個体も見ているうちに、段々、目が慣れてきて判別できるようになってゆくと思います。
ここではヘラクレス・オキシデンタリスの3令幼虫を例として出しております。


♂と♀の幼虫 これは3令中期の幼虫です。

ボディだけで比べると、一見、どちらも同じに見えますが、これらは♂と♀の個体です。
♂ 判別は、お腹を見ます。
赤丸で囲ってある個所に、小さな点があるのが分かると思います。これがあるものが♂です。この点がなければ♀の可能性が高いです。
3令初期のものやこの点(精線)が薄いものなど、判断しにくい場合がありますが、成熟するにつれ、段々とハッキリしてくるものが多いようです。
ちなみに、国産カブトやサイカブトの♂の場合、このような点ではなく、vの形をしています。
♀♂ 3令中期になると、頭の大きさの違いも分かりやすくなります。♂(左)の頭幅は♀(右)に比べて、1,2mmは大きく、全体的な見た目の印象も、一回り、大きな感じになります。
>> 戻る >>

Copyright (C) 2001- 3horn All rights reserved