症状 |
カルテ |
ヘラクレス終令幼虫が蛹室を作った。♂なので、早速、人工蛹室に移し変えたところ、翌日、人口蛹室をバラバラに分解されてしまった。 |
蛹室を作ってすぐだと、まだ、前蛹になっていない。その段階で移すと、必ずこういう羽目になる。
幼虫はもう一度、蛹室を作るのだが、余計に体液を吐き出してしまい、本来、得られたであろう大きさに達することは難しい。
教訓 : 蛹室を作って2週間くらいしてから取り出すべし。いつ作成したのか分からない場合は、上の方を少しだけ削って幼虫が前蛹になっているか確認する丁寧さが必要だ。 |
ハナムグリ幼虫を入れているカップが熱を持って熱い。数日前、マット交換したのだが、再発酵してしまったのだ。慌てて救出したのだが、結局、合計50頭近くの貴重な幼虫を失ってしまった・・・ |
夏場は、どんなに優れたマットと謳っているものであっても、こうした再発酵の危険は常にある。また、再発酵だけでなく、菌糸が元気になって、気がつくと菌糸カップになっていることもある・・・マットは生き物なので、こうなることはある程度、仕方ないことだが・・・実はブリードルームに数週間寝かせて温度を合わせ、時折、攪拌し、完全に落ちついたと見極めてから使用したのだ。 よもや、カップに移しただけで再発酵するとは夢想だにしなかったという次第。 (T_T)
教訓 : 特に夏場はマット交換したら、その日の夜と翌日は、必ずチェックしよう。 |
久し振りにヘラクレスリッキーのマットを交換すると、糞だらけになったカップの中から、次々にハナムグリの幼虫が出て来てしまった。が、一体、これは何の幼虫なのか、さっぱり分からず、成虫になるまで待つしかない。 |
確か、すぐに使えるマットが手元に無く、何かのハナムグリをブリードしていたマットを流用した記憶がある・・・親が★して幼虫も卵も無かったので、駄目だったと諦め、丁度いいや、と使ってしまったのだが・・・駄目だ、どの虫だったか完全に忘れている。(T_T)
教訓 : 生んでないと思っても、ハナムグリの卵は小さくて見落とす可能性が高い。必ず1ヶ月くらいはそのまま待ってみよう。(うう、いつもはそうしていたのに・・・) |
大事に育てて大きくなったゴラ・ゴリ幼虫。7.5cm幅の繭をこさえてくれたが、いじりすぎて繭の一部が破損。コバエが発生したため、掃除機でコバエを吸いとっていたら、ふとした拍子に壊れた繭の穴から前蛹が吸い込まれ・・・慌てて止めたが、すでに★だった。 |
コバエが発生した容器を開ける場合、外で開けてコバエを追い払うか、細く蓋を開けて、隙間から掃除機で吸い取るべきであり、この作戦は、基本的には間違ってはいないと思う。 だが・・・不運な事故だった。(T_T)
教訓 : 掃除機でコバエを吸い取るときには、生体を吸い込まない場合にのみ行うようにしよう。(産卵セットに沸いたコバエを退治する場合とか) |
友人宅でブロー容器が実に格好良く整列していたことに触発され、大量に入手。蓋にドリルで空気穴を空け、アトラスの3令 50頭を1頭ずつぶち込んだ。 その後、忙しさにかまけて放置。 2週間後・・・5頭を残し全滅した。
どうやら空気穴が小さすぎ、窒息死したようだ・・・(T_T) |
ブロー容器の密封性を舐めていたことと、大体、忙しいからといって放置しすぎたことが原因だ。 こんな初歩的なミスを犯すとは、私も焼きが回ったようだ。
教訓 : 毎日、チェックすれば様子がわかったはずだ。これからは例え一瞬でもチェックする時間を作ろう! |
マット交換時、ブリードルームの流しに、つい、食い散らされたマット・糞を流してしまったら、見事に詰まってしまい、逆流してしまったため、床中、汚水だらけとなった。 |
ゾウカブト3令の糞を舐めていたことが原因だ。。。いや、そもそも、下水に流すということがいけなかった。(^-^;;
教訓 : 下水にマットを捨てるのはやめよう。(私だけ?) |
漸く入手したカブトを容器に移す時間が無く、ついつい、そのままにしておいたら、翌日、どこをどう引っ掛けたのか、前足が一本、捻りきれていた・・・ |
如何に時間がなくても、小さい容器に入れたまま放置したのが間違いだった。(T_T)
教訓 : 入手したら、即時、広い環境に移してやりましょう! |
腐葉土はダニなどを殺虫してから使用するのがよいというので、早速、レンジでチンしてみた。 が、うっかり、オーブンレンジの方でチンしてしまい、 恐る恐る覗いてみたら、腐葉土の表面に、見るもおぞましき者共が大量に蠢いていた。(ネタのご提供:ひでじさん) |
最近はオーブン付きの電子レンジが普及してますので、こーゆー事故(?)も稀に起こるのでしょう。ひでじさん、さぞや気味悪かったでしょうねぇ。
教訓 : 腐葉土の殺虫は、いっそ、熱湯消毒にした方がいいかも。 |
国産カブトの飼育経験から、♂♀は一緒に入れることが当たり前・・・と思っていた。 初めて買った外産カブト コーカサスでこれをやったら、購入後、2日で見事に♀が☆にされ、卵も1個も採れなかった。(T_T) |
よくある失敗の代表例です。今では外産カブトの飼育本に必ずと言って良いほど、注意事項として掲載されており、古典的失敗といえます。
教訓 : ♂と♀は別居させましょう。 |
ギラファのペアを交尾させようと狭いケースに入れ、お茶を飲んで帰ってきたら、♀が胴体に穴を空けられており、それが元で☆になった。 |
クワガタは紳士が多いそうですが、交尾を嫌がる♀に♂は時として牙をむくんですねぇ。君子、豹変すって奴かな。
教訓 : いつでもレフリーストップできるよう飼育者は目を離さぬこと。 |
採卵中、前回、採卵しそこなった卵があったようで幼虫が見つかった。だが、前回、このセットは別の種類のブリードで使っていた・・・果たして、この幼虫は、今の虫の子か、前に入れていた虫の子か、同定できなくなってしまった。 |
採卵モレはこういう事故を招く危険があります。もう、この子は羽化するまで誰の子か分かりません・・・
教訓 : 産卵セットは採卵した後、すぐ別の産卵用に使わず、1ヶ月くらい放置して様子を見るか、同じ種類の虫の産卵セットにしか使わないようにしましょう。 |
ダニをやっつけようと、マットをレンジでチンしたら、採卵しそこなった卵を後で発見。ゆで卵になってしまっていた。。。(T_T) |
採卵モレ事件パート2です。
教訓 : 採卵後、1ヶ月くらい放置して様子を見るしかない、かな。 |
クーラーの掃除をサボってたら、冬の寒い日、暖房が効かなくなっていたらしく、飼育室の温度が10℃近くまで下がってしまっていた。 |
家電は定期的にメンテナンスしないと、いつか必ず、痛い目に遭う。カブト飼育に限らん失敗じゃわい。(んじゃ載せるな!)
教訓 : 掃除をマメにしよう。 |
採卵しようとプラケースを逆さにしたが、マットが底にこびりついていて、なかなか、取れない。業を煮やして、ドンとげんこつをくれてやったら、プラケの底にひびが入った。 |
乱暴はいけませんね。 器具は優しく取り扱わねば! 深く反省したものの、その後、2回、割ってます。
教訓 : 底を軽くトントンすれば、ちゃんとマットは剥がれるので気長にやりましょう。 |
そろそろマット交換を、と思い、何気なく蓋を開け、防虫用の布を外したら、大量発生していたコバエが部屋中に羽ばたいていった。 慌てて蓋を閉めたら、指を挟んだ。 |
ぼーっとしてると、こーゆーことが起きる。 世話をするときは、まず、顔を洗い、意識をはっきりさせよう。 話しはそれからだ!
教訓 : 蓋を開ける前に、まず中をよく見よう。(当たり前か) |
腐葉土を買ってきたままマットに混ぜて使ったら、トビムシが発生してしまった。そのまま、見てみぬ振りを続けていたら、飼育室の床中、トビムシだらけになってしまい、退治するのに一苦労した。 |
ほんと、スプラッターな光景でした。なんか足の裏がぬるぬるするなぁってんで気がついたもんだから。。。
教訓 : 腐葉土は天日で干すかレンジでチンしてから使いましょう。 |
コーカサスは挟む力が強いと聞いて、指で挑戦してしまった。本当に強くて、何やっても離してくれず、逆に何かやると強く締めつけられ、やっと離してくれたときには大穴が空き、1時間くらい痺れが取れなかった。 |
懲りずにギラファ♀の顎の力も試してしまい、出血大サービスになった。
教訓 : 勝てない相手に喧嘩を売るのはやめよう。 どうしても力試ししたいなら、次からは、歯ブラシとか、とにかく肉体でないものでやろう。 |