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今月の一言 |
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急に季節が進んで、毎日、蒸すようになりました。
私が日中、殆どの時間を過ごす二階の部屋は、熱気がこもっていく一方です。朝からじりじりと温度が上がってゆき、子供たちが帰宅する時分にはピークに達します。
「学校とか外のほうが、まだましだよ!」子供たちは文句を言いながら宿題をしています。
犬たちは床に、ベェッと寝そべったまま、ピクリとも動こうとしません。扇風機の風を当ててやっているのですが、それくらいでは間に合わないようです。
この状況下で、最悪なのはパソコンです。冬は暖かくて足元が快適なのですが、現在は地獄の釜と化しています。パソコンから立ち上る熱気をもろに浴び続けると、サウナ風呂にでも入っているような気分になります。何もせずに、じっとしているだけでも、体中から汗がふきだしてきます。頭が朦朧としてきて、そのうちには妙な眠気でくらくらします。
夕方に一雨くれば、いくらかは涼しくなって、よい風が入るのですが、それでも熱気はしっかり居残り続け、夕飯を食べていると、シャツが汗でべたっと肌にくっついてしまいます。
こうなると、就寝前の水浴びは欠かせません。日中も、あまりに辛いときには、時々、シャワーを浴びてリフレッシュしていますが、これは慣れると癖になる快感です。
皮膚がさっぱり、すべすべになりますし、体がきーんと冷えて、高温多湿の室内にいても、少なからず対抗できるようになります。
水浴びといったところで、しょせんは水道水ですから、極端に冷たいというわけでもないのですが、それでもいきなり体に水をかけると、心臓がドキンっとします。プールに入る前に、冷たいシャワーを頭から浴びたときのようです。
そのままじっと水をかけているうちに、だんだんと鼓動が落ち着いてきます。やがて体の芯まで冷え冷えになったら、さっと拭いて風呂を出ます。汗が流れ落ち、生まれ変わったような爽快な気分になります。
この心臓のどっきどきも、水浴びの回数を重ねるうちに、少しずつなくなっていきます。きっと体が順応しているのでしょうね。
このように、今年もできるだけ、エアコンを使わずに過ごそうとがんばっております。別にエコ・ライフを気取っているわけではありません。
これは私の「夏への挑戦」なのです。
ルールは簡単です。
エアコンを極力使わないこと。
そして、「暑い」と言わないこと。
ちなみにこの言葉には魔力があって、言えば言うほど、どんどん苦しくなっていきます。
ということで、ここでも一回だけの使用にとどめました。
「夏への挑戦」、あなたもいかがでしょう?
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