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今月の一言 |
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子供たちが春休みに入り、毎日、家にいる生活になりました。
毎年のことですが、こうなると、もうろくすっぽ仕事に身が入りません。
特に大きくなってきた昨今は、天気が良いものなら、どこかに連れて行って!という要求も強くなり、こちらも、ええい、仕方ない、遊ぶか!となりますので益々です。
桜のつぼみも少しずつ膨らみ始め、年に一度の楽しみであるお花見も、もう少し。
今年も親子で、あちらこちらの公園に桜を観に足を運びたいと思います。
溜まってしまった仕事への焦燥感を、少しだけ心の片隅に残しながら。
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前回、花粉症が完治したと書いたのですが、遺憾ながら早合点だったかもしれません。
というのは、その後、やはり、同様の症状に見舞われてしまったからです。
ただ、どうも腑に落ちない点があります。
それは、なぜか、室内にいるときに限って花粉症の症状が出て、外に出ると、途端に鼻が通って楽になるということです。
これは、本当に花粉症なのでしょうか?
それとも、中途半端に体質が改善されたかして、こうなってしまったのでしょうか?
我ながら、天邪鬼(あまのじゃく)なことです。
現在の私は、部屋でマスクをかけて、外ではこれをはずすという、なんとも珍妙な生活を営んでおります。
「花の季節」は「鼻の季節」なのでありまして、往くのを惜しむ気持ちとは裏腹に、一刻も早く通り過ぎて欲しいという思いが交錯する、ちょっと複雑な時節なのであります。
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先日、服を買って欲しいという妻からのリクエストで、一緒にショッピング・モールに足を運びました。
女性の買い物、それも服選びとなると、世の男性は、途端にメランコリックな気分に襲われるのが常ではないでしょうか。
これは、多分、私だけではないはずです。
あっちにしようか、こっちにしようか、さんざん迷い、何度も試着したり、他に候補は無いかと、目についたお店の全てに入る。
こうした行動に付き合って、楽しいと感じるのは、お付き合いをはじめたばかりのカップルくらいが関の山なのであります。
大方の場合、ああ、もう、どれでもいいじゃん、早くしてくれよ!と、心の中で叫びつつ、顔で笑って背中で泣くか、思い切って別行動をとる男性も少なくないと思われます。
しかし、今回の買い物は、いつものそれとはちょっと違いました。
あなたが見立てて買って頂戴、という話だったのです。
こうなると、退屈なだけの女性の服選びが、少々、色合いの異なるものにみえてくるから不思議です。
どれが妻に似合うだろうか?
自分好みのテイストも交えて選択していきます。
勿論、実際に着る彼女が気に入ることも必要な条件です。
こうやって、男性が主導権を握って服を選ぶと、意外とこの買い物、楽しくさえ感じるのであります。
数時間があっという間に経ってしまいます。
買った服は自分が選んだものです。
「早く、着たところが見たいよ。」
なんて言葉が素直に出てきちゃいますし、こう言われて喜ばない女性など、この世におりましょうや。
二人の距離がぐっと近くなること、請け合いです。
といった次第で、私は断言致します。
女性と服を買いに行くときには、男性がこれを選ぶというスタイルが、本当は正しい在り方なのだということを。
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