今月の一言 |
<<< 02年10月の一言 >>> |
この度は、義父 逝去により、突然のお休みを頂くことになりまして、お客様には大変、ご迷惑をおかけ致しました。 お蔭様で無事に野辺の送りを終えることができました。 この場を借りて感謝の意を表させて頂きます。
閑話休題。
この頃、5歳になったばかりに娘が、よく犬に餌をやります。
2頭同時に与えるのですが、平等を心がけているのか、少しずつ、あっちこっちと床にばらまいては食べさせています。 時々、自分自身が犬っころのように床に寝転がって、ドッグフードだらけになります。 このため、いつも部屋中がドッグフードのクズだらけになります。
こういう目線の低さが受けているのでしょうか、2頭とも娘から餌を貰う事にすっかり慣れており、喜んで食べている様に見えます。
また、最近では部屋の掃除を手伝いたがり、掃除機をかけていると、その傍らで、モップを両手に持って、必死に床をぐるぐると掃き清めてくれます。
あっちこっちにゴミを蹴散らしてくれますので、今、掃除したところが、すぐにまた、ゴミだらけになります。 一人で掃除するときよりも1.5倍くらい時間がかかります。
こうした「お手伝い」は、とても嬉しい事です。
勿論、かえって手間がかかりますので、最初の頃は、「いいよ、あとはお父さんがやっておくから。」と言ってしまったのですが・・・
1.5倍、時間がかかってもいいじゃないか。 それよりも、手伝ってあげたい、有難う、助かったよ!って言って欲しいっていう気持ちが、とても大事に思えて参りました。
正直言うと、忙しい時などは、今でも、あーぁ、余計なことを・・・と思ってしまいます。
でも、娘の心は、手伝ってくれて有難うっていう言葉こそ期待しているのであり、これが次へのやる気を育てるものなんだって思うと、やはり、こちらの思いとは別に、にっこり笑って「有難うね。」というのが正解なのだと、最近、少しずつ気がついてきました。
こうやって、親も親になっていくんだなぁって思うこの頃です。
すっかり忘れ去っていましたが、今の娘の「お手伝い」は、30年前の自分のそれと同じなんですものね。
|
|
|