Heterogomphus SP.　産地：ボリビア

Heterogomphusの仲間であることは間違いないのですが、亜種についての同定は自信がありません。
carayoniにしては、上羽の点刻があまり入らず、その上、照りがあるといった特徴から違うように思います。
メキシコ近辺に生息するchevrolatiに似ていますが、前胸背から張り出している庇のような角のつき方が、本種はもっと頭部寄りになっています。Ｆ１固体でも確認しましたが、やはり、この位置関係は同じでした。（大体、産地があまりにもかけ離れていますし・・・）
このため、ここではＳＰ．という表記にしております。
前胸背から張り出した角の基部には、ちょっとした茶髪が生えており、なんともダンディーな装いをしております。
ボリビアの平地部分に生息するとのことなので、ブリードルームの温度には適合してくれるだろうと思います。
但し、産卵条件はちょっとした丸秘テクを必要とするように思います。