目次
概要
ディミトリ・グルホフスキー氏のベストセラー小説、『Metro 2033』を原作としたサバイバルFPSが、Xbox360とWindowsで登場。開発はウクライナのデベロッパ4A Gamesが担当している。この製作チームには『S.T.A.L.K.E.R.』の元開発メンバーも係わっており、注目が集まっている。ゲームの雰囲気は一見すると『S.T.A.L.K.E.R.』と良く似ているが、本作は広いマップを自由に歩き回るような自由度の高いゲーム性ではなく、『Call of Duty』のような一本道のステージを攻略していくリニアなスタイルを採用している。これにより、ドラマチックなストーリー展開が大いに期待できる。
プロローグ
核の炎は地表を焼き尽くし、人類を滅亡の淵に追いやった。豊かな文明は終わりを告げ、核の冬が訪れる。そして、時は2033年。核戦争が起こる直前に生を受け、地上の世界を知ることなく育てられた青年アルチョム。彼には生まれ育った駅を出る理由はなかったが、養父の古い友人の忠告により、“ダークワン”と呼ばれる新たなクリーチャーに対抗するため、冒険をくり広げることになる。目的地であるメトロ最大の駅“ポリス”に、アルチョムはたどり着くことができるのか? (公式より転載)
ゲームの特徴
Metro2033の世界
モスクワの地下鉄は核シェルターも兼ねて設計されており、人々はこの地下鉄へと逃げ延び、地上の汚染を避けて生活している。この地下鉄内では最大規模の”Polis”をはじめ、駅ごとに独自のコミュニティーが築かれている。全てのコミュニティーが一丸となって助け合っているわけではなく、中にはファシズムを主張する過激な集団も存在する。クリーチャ-と対立組織。地下にも地上にも安住の地は存在しない。
過酷な環境をサバイバル
地表の探索にはガスマスクが、地下の探索にはフラッシュライトやナイトビジョンがプレイヤーの生命線となるが、ガスマスクのフィルターやライトのバッテリーは消耗品で、使い続ければ時間と共に失われる。クリーチャーや敵対組織に対抗するためには武装も必要となるが、当然弾薬にも限りがある。このように、プレイヤーには常に数々の制限が付きまとう。

この過酷な世界を生き抜くには「節約」と「略奪」が重要になる。まず第一に無駄な消耗は控える。本作ではランプを吹き消したりライトを破壊することで暗闇を作り、敵の背後からナイフや消音銃で仕留めるステルプレイが可能となっており、これは弾薬を節約に繋がる。倒した敵の死体からは、場合によっては弾薬や物資を奪い取ることもできる。

マスクやライトはプレイヤーと同じく敵の生命線でもあるので、それらを破壊してしまえば大打撃を与えることができる。しかしこの有効な戦法をあえてとらずに敵を倒せば、死体から状態の良いマスクを回収することができる。自分の懐具合を考慮しつつ、さらに敵の装備の質すら計算に入れて戦い方を決める。この”あざとさ”こそがMetroを生き抜くために必要な立ち回りとなる。敵AIもプレイヤーに近い思考を持っているので、時には大事なマスクが執拗に攻撃されるなんてことも。
通貨システム
本作の最もユニークなシステムの一つが通貨システム。Metroの世界では、大戦以前に製造された質の良い弾薬が通貨の代わりを果たす。勿論、この弾薬は敵に向けて撃つこともできる。攻撃力は大戦後に製造された粗悪品とは桁違いだが、攻撃力に物を言わせて大量に消費してしまうと、バッテリーやガスマスクといった、探索に必要な物資を補給できなくなってしまう。逆にケチって粗悪品ばかり使っていても、敵の殲滅が長引いて物資を消耗してしまう恐れがある。この辺の兼ね合いはプレイヤー自身に委ねられる。
ユニークな兵器
Metroにはユニークな形状の武器が多数登場する。例えば、空気を圧縮させてダーツを撃ちだしたり、ベアリング弾を発射するような珍銃。ジャンクパーツを組み合わせた継ぎ接ぎ銃。手動で回転させるガトリングや、水平二連ショットガンといった二世代前のレトロ銃。これらは大戦後にMetro内で製造されたもので、様々なアタッチメントを装着して改造を施すこともできる。弾薬と同様、大戦前に製造されたAK47やAN94といった良質銃は性能が段違いで、滅多に手に入らない高価な代物となっている。
独特なインターフェイス
本作には体力や残弾の表示、レーダーや方角ナビゲートといったFPS定番のインターフェイスが極力排除されている。これらは全てゲーム内に表示されており、例えば左のSSのように、残弾はマガジンの状態を、フィルターの耐久時間は腕に装着した時計を見ることで状態を確認できる。マップやコンパスといったナビも、プレイヤーがクリップボードを見ることで確認できる仕様になっており、ゲーム内にインターフェイスを置くことで、プレイヤーがゲームの世界に没入しやすいような工夫が凝らされている。
スクリーンショット


トレーラー
日本語PV
FEAR

備考
日本語版の仕様
  • 音声・字幕のフルローカライズ
  • 音声は日本語と英語を収録
  • 海外版からの表現の削除や変更は一切無し
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