BFJ (ブリティッシュジャズ=英国ジャズとほんの少しのニュージーランドジャズ) ホームページ ITEM 6-MCNAIR-2

ハロルド・マクネアの初期のアルバム2枚


1965年のISLAND盤(アイテム62)以前のマクネアのアルバムとして知られているのは次の2枚である。

a : "LITTLE G" (HAROLD McNAIR) - BAHAMA BASH ((US)TOP RANK RM 316) (1960?)
1950年代の後半、主にバハマで活動していたマクネアが、1960年?にマイアミに渡り録音し、「リトルG」名義でリリースした記念すべきデビューアルバム。「カリプソシンガー」としてボーカルもたっぷり聞かせるといったアルバム。スリーブデザインの雰囲気が作品内容をよく伝えている? ジャズというには……。

b : HAROLD McNAIR - UP IN THE AIR WITH HAROLD McNAIR (BAHAMIAN RHYTHMS BRH 43) (P1964)
1960年の渡欧後、バハマに短期間戻った際に録音されたセカンドアルバム。ウィキペデア英語版(下記参照)に、"his first all jazz LP" とあるとおり、マクネアは、フルートとサックスをしっかり吹いてジャズをやっているけれど、10曲中4曲にボーカルがフィーチャーされるなど、以後のアルバムのイメージからすると、ちょっと違和感を感じる部分もある作品。

a. - Little G-Bahama Bash ***** b. - H.McNair-Up In The Air

(スリーブ写真をクリックすると、レコーディングデータを別ウィンドウで見ることができます。)


※本稿の内容の一部は、ウィキペデア英語版のハロルド・マクネアの項から引用しています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Harold_McNair