ADMW (ALAN DAVIE MUSIC WORKSHOP) レーベルの作品
画家として著名で、ウィキペディア英語版にも掲載されているアラン・デイビーは、音楽家としてもピアノ演奏をはじめとするマルチ・インストゥルメンタリストとして活動し、1970年代初頭には即興音楽に関心を持ち、何人かのインプロバイザーと交流した。そして、自主レーベル? ADMW (Alan Davie Music Workshop) を立ち上げLPを製作したが、ディストリビューションが限られていたようで、トニー・オクスレイとのデュオアルバムを除いては、これまでほとんど紹介されていない。
私もこのほど入手した1枚を入れても3枚しか手元になく、その全貌はいまだによくは分からないのだが、ひとまず5枚のアルバムを「半ば」確認したので、ここでまとめて紹介しておくことにしたい。 [ サイト上の情報は 2012年8月16日 閲覧による ]
a : THE ALAN DAVIE MUSIC WORKSHOP (ADMW 001) (1970)
まずこの1番だが、タイトル、スリーブとも不明でその存在はイマイチはっきりしないが、ネット上では以下のスイスのサイトで確認できる http://www.jazzindex.ch/ 。このサイトには曲目も参加ミュージシャンもはっきり記載されている。
[ 下記追記 を参照。 ]
b : THE ALAN DAVIE MUSIC WORKSHOP - SUITE FOR PREPARED PIANO AND MINI DRUMS (ADMW 002) (1971)
コンテンツ6、アイテム20で紹介済みの作品。
c : THE ALAN DAVIE MUSIC WORKSHOP - BIRD THROUGH THE WALL (ADMW 003) (1971)
ブリティッシュの中堅どころのミュージシャンと共演した興味深いアルバム。残念ながら未入手。
パーソネルなどについては以下のディーラーサイトによる http://www.groovecollector.com 。
d : THE ALAN DAVIE MUSIC WORKSHOP - PHANTOM IN THE ROOM (ADMW 004) (1971)
今回入手したダニエル・ユメールとの共演盤。コンテンツ6、追補2で紹介。
e : THE TONY OXLEY ALAN DAVIE DUO (ADMW 005) (1974, 75)
本作はCD化もされた「有名盤」。コンテンツ6、アイテム75で紹介済み。
a. -
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(スリーブ写真をクリックすると、レコーディングデータを別ウィンドウで見ることができます。)
(2012年8月21日−2019年1月15日 a のスリーブ写真を追加 )
[ 2012年9月17日追記 ]
この春、NATOレーベルの新譜のリリース状況などについて教えていただいた ( スペシャルコンテンツ#2 追補1参照 ) 広島の I さんから、今度は上記 a の「 ADMW 001 」について情報をお寄せいただいたので紹介しておく。
それによれば、このアルバムは「 実在 」して、海外オークションサイトに出品されたこともあるとのこと。
同時に送っていただいた「裏ジャケ」の写真によりレコーディングデータをアップデートした。
オークションサイトに掲載されたスリーブ写真(部分)を転載しておく。
( http://www.popsike.com/The-Alain-Davie-Music-Workshop-001-LP/250764506487.html [ 2012年9月17日閲覧 ] より。 )
[ 2019年1月15日追記 ]
前追記で言及したアイテム a ( ADMW 001 )の「完全な」スリーブ写真を、DISCOGS サイト* 上で見付けたのでアップしておく(追記の写真とあまり変わらないが)。また、録音データも同サイトの記載内容により修正した。
*https://www.discogs.com/Alan-Davie-The-Alan-Davie-Music-Workshop/release/7644129 [ 2019年1月15日閲覧 ]