07.プレイ日記7

いよいよ魔界へ乗り込むぞ!というところまで来ました。魔界へ入った
とたんデル・アーガスィとのバトル、アストラル城下へワープ(笑)などの
イベントが起こり、仕切り直し。魔界は絵に描いたような「魔界」で
おどろおどろしい雰囲気です。私にとって「魔界」といえばドラえもんの
長編映画「魔界大冒険(リメイク版じゃないですよ)」でして、それに
よく似ています・・とかそういうことはどうでもいいのです、でも言わずに
いられない。魔界の作り自体は単純なので、あっさり時空研究所に
たどり着く。 ロニキスも言ってますがえらく場違いな近代的な建物です。
時空研究所は対照的に、マップが二重構造で非常にわかりにくい。
なんか目の錯覚みたいに、あれ、こっちの通路じゃなかったの?こっちが
交差しててえっと・・・などとウロウロしてしまいました。

円筒型の水槽(?)の中で培養されるモンスターとか、結構リアルな
ものがあります。おおっSFしてるー。しかし魔王が時空研究所で
モンスターを培養、という不可思議な設定がしっくり来ないのは
相変わらず。この辺の分かりにくさ・矛盾は今回のリメイクでかなり
説明されてましたので、SFC版の不可解さは随分軽減されてます。
よかった。そしてアスモデウス戦。ブラックスミスやカスタマイズで武器・
防具を相当強化していたので、苦戦せず簡単に倒せました。
すると謎の部隊がやってきて、アスモデウスのサンプルを採取して
去っていきました。えーと彼らがムーア大陸に着陸した「星の船」で
やってきた、黒幕のファーゲット人なんですよね。彼らは過去の
ファーゲット人てことでいいんでしょうか。そして採取したアスモデウスの
サンプルから石化ウイルスを作り、現代ロークにばら撒いた、と・・?
そうなると石化ウイルスを300年かけて作り出した、ってことになり
ますが、それで解釈合ってますでしょうか。間違っていたら教えて下さい。

ともかく、無事魔王を倒した一行。別れを惜しむラティたちはシウスたち
過去のローク人には何も告げずにそっと現代に戻る。
そしてアスモデウスのDNAサンプルから石化ウイルスのワクチンを作り、
石化されたローク人も元に戻り、現代ロークでは平和が訪れる・・
もちろんドーンも元に戻って3人でまたクラトスでの平和だが退屈な
毎日が・・・。しかし。ロニキスたちの元に衝撃の情報がもたらされる。
全ての黒幕は惑星ファーゲットの大帝、ジエ・リヴォースだったのだ!

・・・SFC版から散々言われている、唐突に現れる黒幕。ぽっと出の
ラスボスとか、蛇足とか、ほんと悲惨な言われよう。まあ、どう贔屓目に
見ても、やっぱり唐突な感は否めないですねー。魔王を倒して終わり、
という展開のほうが分かりやすかった気がします。それだと話が短すぎる
とは思いますが。
それにしてもラティや過去のローク人がジエ・リヴォースの暗殺計画に
呼ばれるのはもっと無理がある。散々未開惑星呼ばわりしてる星の
人間をメンバーに加えるなっ。力に頼る以上はロークを未開惑星
呼ばわりするのはやめてほしい。と「未開惑星」がどうも気になる
私です。まったく、危険すぎるのに、一般人かつ未開惑星人を
巻き込んで。過去の人間もって、タイムゲートは極秘機密なんて
話はどこ行ったんだ??と突っ込みは尽きません。すみません。
今回その辺はちょっとフォローしてましたね。本当にフォローになって
いるかは微妙ですが。ジエには光学兵器が効かない(フェイザ−、
爆弾など)ので、非常に原始的な戦いになるだろう、とか提督に
言わせてますし。ううっ苦しい設定だなー。だからタイマン勝負に
強くて、紋章術とか、剣術に優れたローク人を頼りにする、と。
これでラティたちの出番が出来ました。

ドーン置いてけぼり、もドーンが一人でメトークス山に出かけた間に、
星の船の辺りが光ったのをラティとミリ−が目撃して、その流れで
ラティとミリーがファーゲット解放戦に参加するということに。
ドーン不憫だなあ、つくづく。リメイク版で救済されるかと思いきや、
ドーンはドーンだった(謎)。「序盤にのみバトル参加。好物が設定
されてるけどそれを食べさせたプレイヤーは数少ない」の不遇キャラの
地位は揺らぐことがなかった(大汗)。
考えてみると、SOシリーズで主人公が地球人じゃないのって、SO1
だけですよね。SO2はダブルヒーローシステムで、レナはまあ地球人
ではないですけど、恐らくメイン主人公(変な表現ですが)のクロードは
連邦士官です。というかロニキスの息子。SO3は未プレイですが、
やはり地球人が主人公ですよね。

どうやらSO4も地球人が主人公のようですし。主人公が地球人で
ないということが、SO1のストーリーに色々無理なこじつけ設定を
生む原因となっているようにも思えますね。厳密には連邦とラスボスの
対決ですが、ラティは主人公なので、話の最初から最後まで登場
させないといけない。なかなか大変ですよ、これは。
だから以後は単独の異星人主人公はなくなったのでしょうか。
ただしSO1も、ロニキスが裏主人公と言えるとは思います。SO1は
ラティたちがいなくても話は成立しますしねー。
地球の武器防具で魔王退治が成功したかはともかく。
とも思ったんですが、ロニキスがラティたちと出会っていなかったら、
そもそもロークを過去に行ってまで救うことはなかったでしょうから、
やっぱりラティたちはSO1の話を成立させるためには必要なんだ、
と思い直しました。
ラティたちと出会ってなかったら、石化ウイルスのワクチンを作る方法が
ないと分かった時点でロークの救済計画は命令で中止、ロニキスたちは
心を痛めながらも別の任務に向けてカルナスで旅立つ・・ってことに
なっていたはず。ロニキスが会ったこともない、触れ合ってもいない
ローク人のために連邦の規則を破ってまでタイムゲートを使ったかと
問われると、そこまではしないだろうと思うのですが、どうでしょう。
今度その辺について語りたいですが・・

などと最終決戦を前にしてプレイ日記から脇道にそれてすみません。
こういう感想はプレイ日記が終わってからまとめて書こうと思っていたの
ですが、ついつい暴走しました。
次回、惑星ファーゲットに潜入!クリアは近い!