01. リゼルクロス・1

PSPのオリジナルRPG「リゼルクロス」。2007年9月6日発売。
「出会い」なんて書くと大げさですね。ここは買うまでの単なる日記
と化してます(汗)。しかも以下長文。
実生活の周囲にゲーム好きがいない私はゲームを買う時、
アマゾンのトップセラーリストをよく参考にしています。
トップセラーリストを見て、タイトルや雰囲気、ユーザーレビューを
見て、よさそう、と思ったゲームを買います。直感に近いかも。
アマゾンのレビューは参考にならないという意見もありますが、
私は結構頼りにしてます。発売前のレビューは確かにちょっとなあ、
と思ってましたが今はそれも出来なくなりましたし、これで精度が
もっと上がるんじゃないかと。
複数のレビューを読んでいると大体そのゲームの長所短所が
見えてきます。そして好みに合いそうかを判断して購入、と。

私が探しているのは、「佳作」「気軽に出来るゲーム」
「まとまった小品」なんて評価のゲームです。そしてRPG限定。
超大作をやる時間も気力もないし、やりこみが多くて攻略本
必携なのも苦手。今は攻略本前提で作られてるゲームが
多いですけど、せめて本編は攻略本なしでもそこそこクリア
できるような作りがありがたいなー、と思ったり。クリア後の
隠し要素とかやり込みは難度高くてもいいと思うんですが。

それでPSPで手軽に何かやりたいなと思っていつものように
トップセラーリストを見ていて目に留まったのがこのリゼルクロス
でした。初めて聞くタイトル。実際売れてないようです・・。
アマゾンで見てもらえばわかるんですがリゼルってリストに
載ってる画像がすごくシンプルなんです。タイトルロゴのみ。
だからパッと見、地味〜に見えます。いや実際地味目ですが。
キャラや話のイメージもわかないんですねー。それでもなんとなく
心ひかれるものを感じて、さらに詳しく見てみました。
評価は高くもないけど、低くもない。マイナーな作品だけど
すごく悪いってこともないんだなあ、と思ってレビューを全部
読む私。章立てのストーリー、手軽に出来る、攻略本なしで
大丈夫(そもそも攻略本は出てませんが)という評価が決め手と
なって買いました。
ただし中古で安く購入。あとで評価の際に書こうと思いますが
定価で今買うのは贔屓目に見てもちょっと高いと思います。
でも少しでも心に留まったなら、やってみてほしい作品です。

実際にやってみたら、ほんとレビューに共感。グラフィックがキレイ
とか、技のエフェクトがすごい、ということはありませんが、短編連作
小説が好きな私には、この章立ての構成がとってもツボでした。
この気持ちを共有したい!などと思っても残念ながらそういう人は
見当たりません。ネット上でさえも。今までやった中では一番の
マイナーゲームかもしれない・・と思いました。ファンサイトどころか
検索してもリゼルをコンテンツとして少しでも扱ったサイトは
ほとんど見つかりません。うう。
辛うじてブログで多少言及されているのを見つけたくらいです。
それに比べたらジルオールは幸せだ、と痛感しました。
はともかく、こうなったら自己満足でリゼルの紹介コーナーだけ
でも作っとこうと思い立ち、こうしてつらつら書いてます。
なかなかいい作品だと思うので、もっと多くの方にやってもらいたい、
その一言です。それにしても、こういう佳作ゲームを探すのが
好きだなー、私、と思います。いやほんと手軽に楽しみたいんです
よねー。今のゲームのメインストリームからはもう年代的にも
好み的にも自分は外れてしまっているのですが、時々はゲームを
やりたくなるので、こういう作りの作品は変な言い方ですが、
ありがたいです。
そして何よりスタッフの方にも感謝を込めて。