ゆるいトイガンレビューとか
チューン・弄りたおしなど
サバゲ派でないニッチ寄り

あと色々
20150711

6月の27日に知らせを聞いてやっと2週間だわ。

本当は49日経ったあとの8月15日まで何にも記さない気でいたのだけれども、
2週間と云う時間の流れでだいぶ、お前本気でぶん殴るぞって悔恨の気持ちから
まだ云い切れないのだけれども、色々楽しかったよありがとうなって気持ちに変化しつつある。

長い2週間だったぞおまえよ。

ただ完全にありがとうなんて云い切ってしまったら、なんだか乗り越えて過去になってしまうから
まだまだちゃんとは礼なんか云ってやらん。
恨み節から感謝に変化しつつある今の心境を記さないと、なんだか手のひらを返したみたいで
おかしいだろう?こーやって整理してんの。不器用で悪かったな、高いとこから笑っとれ。んのやろ。

おまえと親しい人ほどおまえのことを本気でバカヤロウだといっていたよ。
すまないねぇ、わたしもそう思ったわ。ウソ偽りなくバカヤロウと。
普段なら絶対にしない頭ごなしに理由も聞かないでバカヤロウと罵ってやりたかったのは偽り無いわ。

もーねー。3月にだいぶ泣いてんだ。だからもう枯れたぞおまえよ。涙出てこないぞ?

ただ空虚を埋めるようにして、色々どうにもならない事をつらつら思って、埋める時間だったわ。




おまえの最高傑作を載せることにした。
キミが懇切丁寧に撮った1枚。
レイアウトに、環境に、構図に、色味に、数々の捨てカットを産んでやっと極めた8時間掛けた1枚。
それで一晩中かけて微細なゴミ撮りを緻密に潰していった1枚。
現像まで全て自分の手で追い込んだ1枚
あのときのおまえにできた最高の渾身の1枚。
アホだろ。
うちのブルーイングなんざを生涯最高の1枚なんかにしやがって。
おまえまだまだだぞ。おまえまだまだ高みを登れたはず。
おまえのセンスが自らの最高傑作を塗りつぶし更新するのを、わたしは望んでいたんだ。
最高傑作に最高傑作を重ねて、こっちが見上げるような。頭上がらなくなるような。
そういう風にして遠くに行っちまうのを望んでいたんだ。
この写真家じつは知り合いなんだよね。なんてとても追いかけられない遠くの高みに行ったおまえを
自慢するような、そーゆーのを望んでいたわけだよ。
だからこんな身近で最高傑作を極められちまったら、これをわたしは墓場まで持っていかにゃならん。
もちろんわたしが個人的に大事にするのは云うもでもないのだけれども、埋もれさせるのも忍びないので
こうやって世界の片隅にさらしてくれるわ。
著作権とかつまんないこと云えないだろ、悔しかったら云ってみろよ。
わたしが心血注いだブルーイングの最高傑作と、キミの渾身の1枚による最高傑作。
自画自賛でもいい、今はそう云いきるからな。
ただし、わたしはこのブルーイングを自分の人生の最高傑作にする気はない。残念ながら。
悔しかったらもう一回撮ってみろよ。できねぇだろ?
だから可能性の無くなる事なんてするもんじゃねぇんだよ。

いつもいってたろ?
いくらでも失敗すればいい。失敗を考察して次に失敗しないようにやり方を替えりゃいい。
成功するまで失敗したらそれはおまえの経験と云う糧になるんだ。
それでも失敗するなら正面突破しないで迂回すりゃいい。
まるで進歩の無い同じ失敗を繰り返したり、取り返しのつかない失敗をしなきゃいい。
だけどおまえは取り返しのつかない失敗をしてしまった。
可能性が完全にゼロになってしまった。覆る事のない完全な失敗をしてしまった。
だからわたしにバカだと云われるんだ。

『やだなぁ〜そんなにバカバカいわないでくださいよぉ〜〜』

なんて光景が目に浮かぶようだよ。


前に云ったよな。
キミは冒険家みたいな人生を選んだんだから、キミが無茶な事をしても心配なんかしてやらんと。
肉親とかは本当にストレスが溜まるほどキミの望む生き方は心配するだろうし否定するだろう。
だけどわたしは心配しない。
写真家なんて博打みたいな人生選んだ以上、わたしが心配してもキミの足かせにしかならん。
凄いものを撮るためには想像を絶する無茶を敢行しないと撮れない題材もあるだろう。
だからわたしはキミの心配をしないで気持ちよく送り出してやると。
無茶して来いと。望みを叶える為に必要ならばこころざし半ばで命を落としても仕方ないだろうと。
だけどおまえ、こころざし半ばどころか望みの方向すら向く前じゃないか。
なにやらかしてんだよホントに。本当に。

自分でキミにそう云い放った言葉を思い出して、吐いた唾を反芻してた3ヶ月だったんだぞ。

おまえ口癖のように
『卒業する直前にアメリカに単独でわたって伝説作ってやりたいっす』
なんて云うてたもんな。
きまってわたしは高卒になっちまうからちゃんと卒業してから伝説作れ、学業勿体ねぇ(
って云うてたっけか。
失踪して2週間くらいたった頃、そんな他愛も無い冗談にすがった。
おまえ冗談を本気でやりやがったのかなんて、そう云いたかった。

アメリカ単独で渡って、写真でなんとかメシが食えるようになったら自分の成功を自慢して
こちらを見返して笑ってくれるもんだと。
おまえ、そこから見返されてもこっちはうらやむ事もできねぇんだからな。

わたしも相当なバカだからそれにすがって、それを信じたし、それを願った。
生きてりゃ無事の報告位しろよバカ!から、まぁあいつバカだからどっかでうまい事やってるよ。
簡単にぽっくりいくタマかあれがなんて、収まるところに収めようとしてたんだわ。
そう思ってたんだよ。

したら覆された。根底から。
想像をしてなかったわけじゃない、だが想像はすれどまさかありえないって自らをいさめた。
何度もいさめた。くだらないと。
もっとくだらなくて明るいものを信じた。


いきなりぽっかり開いた空虚を埋めるように、いま思い出を一つ一つ紡ぐようにして振り返る。
なにをするにも手につかず、考えが回らなくて代わりに仕事に打ち込んだりして、
今は思い出を紡いでいる。
楽しかったよ。
ありがとうな。
って本音で云えるようになるために、空虚をキミとの楽しさで埋めている。