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  地図   北緯33度50分18.16秒 東経132度44分40.89秒

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5−6 大宝寺  松山市南江戸5
 
墓石 白石倍由夫妻墓 1892年 2月 明治25 72才
墓石 白石由己夫妻墓 1901年 8月 明治34 81才

 

 大宝寺は、その名も大宝年間(701年〜703年)に越智玉興によって創建され、本堂は伊予最古の木造建造物として国宝になっています。因みに愛媛県の国宝建造物は、この他に石手寺の仁王門、大山寺の本堂があります。全国には、国宝建造物が無い都道府県が18あるそうですから、このお寺の国宝の重みを改めて感じます。

 米山が墓誌を書いた白石夫妻の墓碑は、その本堂の右手裏にありました。墓石は新しく立て替えられ、残念ながら、古い墓碑はその陰になって文字もよく見えませんでした。

 2006日本書芸院展役員展特別展図鑑に、白石由己夫妻墓誌の拓本が載っていましたので、その書き出しの一部を転載させて頂きます。

 「明治三十一年4月一日白石君由馬没往歳余銘君父碑而今又表君墓・・・」

 由馬とあるのは、由己氏の通称です。

 

 春雨や 国宝伽藍 大宝寺

 

 国宝大宝寺の石碑

新しいお墓の陰になり、写真が写し難かった。
お墓は、本堂の右横裏にある。

 真ん中の墓石が米山の書。

国宝の本堂。