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  地図   北緯33度53分38.88秒 東経132度51分54.93秒

  自転車 かなり困難 石手から今治へ抜ける317号線は水ケ峠の分水嶺まで15キロほどずっと登り。天一神社までは、12キロほど。

5−12 天一神社   松山市藤野町
 
注連石 敬神・愛国 1900年 5月 明治33 80才
鳥居 記年  同上  同上  同上

 

 この神社は、道後から国道317号線で、奥道後を経て今治に行く途中にあります。この国道は、平成11年に水ケ峠トンネル(2804m)が開通するまでは不通で、松山からは、このお宮の辺りから3キロほど行くと行き止まりでした。昔、峠の向こう玉川町に龍岡無線中継所というのがあったのですが、僻地在勤手当てが出るほど不便な所でした。今は、この国道はしまなみ海道を経て尾道まで行けます。

 ここから、松山寄りに一キロも行ったら、玉谷という部落の近くに若宮八幡神社が道路沿いにあります。小さな小さなお宮ですから注意しないと見落とすかもしれませんが、ここの神名石は立派です。またまた例によって、ガセネタを米山事務局に持ち込んだら「米山とは違うけど、米山に劣らない立派な字です」と慰めて貰いました。

 一月の山深い道に、聞き間違えたのでしょうか、季節はずれの鶯の声がしました。

 初鳴きや 首を傾げて 耳すまし

鳥居に記年の文字

鳥居 「氏子中」

「敬神・愛国」の注連石

昼なお暗い天一神社の本殿

地図
 317号線の道路脇にあった小さなお宮の神名石。
 やすらぎ系の心和む字です。
 小さなお宮ですが、地図には「八幡若宮神社」と載っていました。由緒あるお宮でしょう。