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  地図   北緯33度48分50.13秒 東経132度49分03.43秒

  自転車 平坦コース

2−3 素鵞神社  松山市鷹子町   「そが神社」 地元では てんのうさん の愛称があります

 
漱石 奉献 1885年5月 明治18 65才
鳥居 黄龍・騰天 1909年9月 明治42 没後

 

 我が家からは一キロ半ほどで近いのですが、線路を一つ隔てていて別の生活圏になっています。だから今度初めて行きました。そしてこんなに近くにこんなに素晴らしいお宮があるのを知りました。

 なにが素晴らしいといって、お宮そのものと、鎮守の森、それに参道を作っている階段がいい。わざわざ設計したように、勾配が敬老精神に満たされている。きつからず、ゆるからず、長い坂道がむしろ心地よい。

 天王山古墳の上にあることから、地元では「てんのうさん」と呼ばれて親しまれています。

黄龍は皇帝を象徴しています。それと南北朝時代(1368年から1383年)ここに長慶天皇が行宮したという言い伝えと、関係があると思います。米山最後の書「黄龍・騰天」は生前に書かれて、没後鳥居になったものです。

米山は、この坂から天に騰ったのでしょう。

 春霞 米山龍が 騰る坂


米山が天に騰った石段
年豊・人楽の注連石はレプリカ

鳥居右 黄龍

鳥居左 騰天

米山書の神名石 但し昭和三年に再建された物

米山書「奉献」の漱ぎ石
石段を登った左側に、埋もれていた