【渋谷 B.2・ともチャンコーナー】でございます。

・・?いかがお過ごしでしょうか?ともチャンニッカウヰスキー紀行です。・・



ニッカウヰスキー仙台工場だよ〜

・・・・・『マイウイスキー塾』
*「蒸留所に行ってみたい…見てみたい…」そんな好奇心を満たすべくいきおいで
 参加したNIKKAの「マイウイスキー塾」。

   予想以上、期待以上の収穫をもって帰ってくることができました。
   そんな楽しく愉快な一泊二日の旅の記録です。。。
    ◎1日目 2005年4月16日 晴れ・曇り
    5時起床!  久しぶりにかなり早起き。。前日も深夜2時近くに
           就寝ということもあって、今日一日のことが心配。。
          「旅疲れしないといいなぁ」と思いながら、急いで支度。
           ワンとニャンに別れを告げていざ東京駅へ!!

     7時20分    東北新幹線はやてにて東京脱出。
            この度の旅の友Aさんが作ってくれた「スパムお
            にぎり」キヨスクでしか売ってない「黄身まで味が
            ついてるゆでたまご」(どうやれば黄身まで味がつく
            のか?)等々ををパクつきながら楽しくおしゃべり。
            少〜し仮眠したら見事に復活!頭がすっきりしてきた。

    9時12分    仙台駅到着。
             「東北だからきっと寒いだろうなぁ」と思っていた
            けれど東京とほとんど変わらない。仙台も思っていた
            より全然都会。広島駅の周辺よりも仙台のほうが栄えているぞ。。
             早速、ホームシック。ワンとニャンが恋しい。

             10時50分発の仙山線まで少し時間があるので駅の中をぶらぶら。
            ◎仙台名物???
             「萩の月」…横道。まちがいなくおいしい。
                   箱売りよりもバラ売りのほうが安いらしい。(Aさん情報)
             「牛タン」…町おこしらしいけど、宮城産のものは少ないらしい。
                   こっちで食べる焼き肉屋の「タン塩」のほうがおいしい?
             「笹かま」…お店によって歯ごたえのあるもの、ふわふわしたもの…と全然違う。
                   姉妹品の「伊達かま」ふわふわver.がお気に入り。
                ...等々、試食しまくってお腹が一杯。

    10時50分   仙台駅出発
在来線でガタゴト。だんだん閑散としてきた。

    11時32分  「田舎に住めるか?」なんて話していたらあっと
            いう間に作並に到着。危うく乗り過ごすとこだった。
             作並からはNIKKAの送迎バスに乗り込む。

    12時      ついにNIKKA宮城狭蒸留所に到着!
            時候がらまわりの山々は枯れ葉色。それでも空気
            はさすがにすがすがしく、蒸留所の広さやきれい
            に整備された敷地に圧倒。池もあって鴨や白鳥も
            いる。なんだか外国の田舎にいるみたい。さすがです。。
      受付を済ませ、ロッカールームにて用意された
            つなぎ・作業靴(爪先になんか入っていてカタイ)
            に着替える。冷たいのや暖かいコーヒーやお茶も
            「ご自由にお飲みください」といたれりつくせり。
            館内もとても清潔で「大事なお客様をお迎えする」
            というNIKKAさんの心配りがあちらこちらに感じ
            られてそれだけで感動してしまった。
             大きな大きなヒグマの剥製発見。

    13時     「マイウイスキー塾」開講!
            塾長さん(工場長さん)のご挨拶。
            宮城狭に蒸留所を設けるいきさつ、モルトウイス
            キーができるまでの行程をとても分かりやすい、スライドで上映。

             スライドでは創始者・竹鶴政孝が北海道余市に
            続き第2の蒸留所を求めて色々探し回ったあげく、
            この宮城狭にたどり着いた…という話だったけど、
            工場長さんいわく、「そんなことないんです。ぱっ
            きてぱっとここに決めたんです。色々探し回って
            ないんです…」と「実は…話」を色々お話頂いて
            場がなごんでくる。

    13時40分   蒸留所内見学
            ◎新川川視察
             仕込み水となる新川川(偶然にも“にっかわが
            わ”という)を視察。ものすごい透明度。ほんの
            りエメラルドグリーンですごくきれい。山の雪解
            け水が流れているらしい。

             「自然を大切に」ということで年に一回、NIKKA
            の人たちも川の掃除をしているとのこと。また川
            の水が少なくなった時には工場内にある池の水を
            放流したり、ウイスキーづくりで使用した産業排
            水も飲めるくらいきれいに浄化してから川にもど
            しているとのこと。

             竹鶴さんは「出来る限りあるがままの自然を残
            すべき」ということで必要最低限の開拓だけしか
            しなかったそうです。

         ◎カフェスチル見学 (連続式蒸留器)
                   この仙台工場には世界的にも希なカフェ式とい
            う蒸留器を使って、グレーンウイスキー(トウモロ
            コシ・大麦麦芽)を作っている。
             重厚な味わい、芳酵な香りと深いコクをもつポッ
            トスチルにくらべて、やわらかでまろやかなコク
            がでるそうな。

             グレーン蒸留棟に入るともわっとアルコールの
            においがたちこめている。いい香りでは決してな
            い。だいたいの棟の共通の香り。。「飲み過ぎた日
            の次の日の体に残る嫌なアルコールの感じ」

             42段もある精留塔と24段からなるもろみ塔
            がセットで2器ある。1つは稼働中。

             15℃で入ってきたもろみを精留塔の39段目
            から投入し、84℃まで蒸留。そのもろみをもろ
            み塔の24段目に投入。約50℃のALC蒸気となっ
            たものをもう一度精留塔1段目から蒸留さし39
            段目から製品となる蒸気を抜き取る...と、眉間
            にしわが寄るような構造らしい。正直、理解しき

            れなかった。この説明も当ってるのかどうかあや
            しい...多分当ってない。難しかった。

            『何段目に投入して何段目から抜き取る』とい
            うのは、色々試行錯誤した末にベストの状態を見
            いだしたらしい。ほんとに気の遠くなるような作
            業です。

             説明のあとには原酒を試飲。「うううわっ」と、
            辛々の暴れん坊の度数の高い焼酎のようになんとも
            インパクトのあること。「う〜ん。。おいしい」と
            飲まれている人もいた。ふ〜ん。。
                  

             その後キルン塔の前を通過。今は出来上がった
            ものを仕入れてくるみたいでもう使ってないそう
            です。残念。ここで麦芽をピートで乾燥させてい
            たのか…と。中も見たかったなぁ。

             つづいてミル棟・サイロも通過。ここも今は使
            われてないらしい。おそらくここでトウモロコシ
            や麦芽をを粉砕していたのでしょう。

          ◎仕込棟
             つづいて「糖化」を行うロイタータン(余市のマッ
            シュタンの別ver)を見学。精澄製度が高くきれいな
            麦汁ができあがるらしい。

             粉砕した麦芽に温水(60℃)を加え、ここで麦汁
            (モルト)に、粉砕し蒸したとうもろこしと粉砕した
            麦芽に温水を加え糖化液(グレーン)に大変身です。
            10%前後のアルコール度数らしい。
            残念ながら稼働してなかった。
             

             「醗酵」を行う縦長のタンクを見学。中をのぞくと
            プチプチと泡がたってる。 
             ここで先ほどの「麦汁」「糖化液」に酵母を加え、糖を
            およそ3日で7〜8%のアルコールに変えるらしい。
            この状態で蒸留の行程に入るとのこと。

             この2つの作業は最新のコンピュータで制御・管理
            されているんだって。そう、場所の広さや設備の割に
            は人が少ないと思いました。

             ここでもできたての醗酵液を試飲。黄色い酒粕のよ
            うなものが沈んでいて分離してうわずみだけが微妙に
            透明。これまた「ううううわぁっ」っと。決して飲め
            ない訳ではないんだけど..。

     ◎ポットスチル見学(単式蒸留器)
             いよいよポットスチルとご対面。これを見ない
            と蒸留所に来た気がしません。
            残念ながら稼働してませんでしたがたくさんのポッ
            トスチルとご対面。
             余市のストーレート型に対し、仙台はバジル型。
            真ん中がぷっくりふくれているぶんよりゆっくりか
            ろやかなものが蒸留できるらしい。ポットの先端も
            少し上向きに仕上げられていてここでもより軽やか
            に洗練されるようにと工夫しているようです。
            また余市の石炭直火加熱に対してこちらではスチー
            ム間接加熱でゆっくり加熱をしこれまたゆるやかな
            蒸留を行えるようにしているようです。
             もちろん2回蒸留。

     15時30分  マイブレンド教室
             外回りの見学を終えて、少し押し気味でマイウィ
            スキーづくりのはじまり。
            天井のとても高い広〜い実験室のような部屋。
            試験管や、スポイド、三角フラスコ、5種類の原酒
、             グラス…デリケートな道具達が1人に1セットづつ
            ちゃんと用意されている。

             手始めに5種類の原酒をすこしづつグラスにとり
            タイプを確認。味や香りを色々な言葉を使って表現
            してみる。…これがまた表現するにも私の貧弱なボ
            キャブラリーでは限界が...。

             つぎにブレンディングの練習ということで、4
            人で協力して決められた6種類のタイプのウイス
            キーをブレンドしてつくってみる。
             私は自信がなかったので一番簡単そうなものを1
            つだけ担当。それでもスポイドの計量がなかなか
            難しくて時間がかかってしまいました。
             出来上がったそれぞれの味・香りを確認・表現…。
            だんだん頭がこんがらがってくる。香りのイメー
            ジでいざ飲んでみると味は全然イメージと違ったり
            で…。
             自分の頭で理解し整理するのに時間がかかって
            しまう。というか整理しきれないうちに次に進ん
            でいってしまう。全然追いつかず私の前にたくさ
            んグラスがたまっていってしまう…。
             どうやら私は要領が悪いらしい。

             そんな状態のまま、マイブレンドに突入。それ
            でも、なんとか「おいしいの作りたい!」と気持ち
            だけはいっちょまえではあったが、見事惨敗。
            2通りしかブレンドできず、しかも「???」
            イメージの味とはかけ離れすぎてせいもこんも尽き
            果てたところでタイムアウト。

             かんねんして2つのうちの味がなじんでおいし
            くなっていた方をブレンドして瓶詰め。
             一緒に行ったAさんは「シェリータイプ」の原
            酒をドボドボ使い、ブレンドというよりほぼその
            まま(笑)「一番高いやつ使っとけばまあ間違いな
            いんだって」と笑っていた。
            NIKKAの人も「シェリーが好きなんですね。こうい
            う作り方する人も今までないですね〜」と不意打ちを

            食らっていたようだ。これがまた憎たらしいくら
            いおいしかったんだなぁ。要領がいいというのは
            Aさんのような人をいうんだろう。見習うべし!

             総評。。。当たり前で今さらだけど、「ブレンダーっ
            てすごい」ということにつきる。

    17時      盛りだくさんであった一日目の講義これにて終
            了。着替えをすませて作並温泉に向かう。

            「さあ、上げ膳据え膳の懇親会だぁ!」
           ご飯が楽しみ。。温泉も久しぶり。。。

    18時30分 ◎懇親会
             お食事も楽しみのひとつ。。
            竹の筒豆腐や、天ぷら、お刺身・・期待通りにお料
            理がわんさか。「よぉ〜し食べるぞぉ!」とはりきっ
            てはいたのだが、なんだかNIKKAの人やアサヒビー
            ルの人達とお話したり聞いたりするのに忙しくて、と
            てもゆっくり食べるどころではなかった。

             挙げ句の果てに「1人ずつ3分くらい自己紹介し
            てもらいます」なんてことになりしかも私はいきな
            り2番目だった。ろくなスピーチも出来ず、顔から
            火がでるほど恥ずかしかった(情)ずるいのは私以
            降、みんなグループででてきてまとめて自己紹介し
            ていった。「もうしたくないけど、やり直したい」と
            どんどんへこんでしまった。

             それでも「色んな人がいるんだなぁ」というこ
            とが分かっておもしろかった。
            ・余市の「マイウィスキー」に自分の60歳の記念
             に参加をし今度は奥様の60歳の記念に参加した
             という方
            ・イギリスのほうに蒸留所めぐりに行くことになっ
             ていてその予習ということで参加した方
            ・大阪でBarをやってる方
            ・九州からわざわざやってきた方
            ・余市もキャンセルまちで参加でき今回もキャンセ
             ルがでて参加できた人 等 々
            ・・・みんな普通の人のふりをしていたけど、か
            たぎの人達ではない香りがプンプンした。

             部屋の真ん中にはNIKKAのお酒がたくさんおい
            てあって、飲み放題になっていた。
            25年もの20年ものの樽だしだとかはあっという
            間に人がむらがりからっぽに。。
            「こうゆうお酒はゆっくり部屋でちみりちみりと飲
            みたいなぁ」と思いつついくつか飲んではみた。
            お酒をおいしく飲むのはシチュエーションも大事だ
            と思った。せっかくのお酒なんだからこんなあわた
            だしい中で飲むのはもったいない。

             ちっともゆっくり食べたり飲んだりできないまま
            懇親会は終わりをむかえてしまいました。
            残ったウィスキーは持っていってよいというこになっ
            たので「竹鶴」の封が開いてないのをゲット。(後
            日このボトルはお店の常連さんMさんのボトルと
            なったのであった。よかったね「竹鶴」)
            お夜食用にと「味噌おにぎり」を紙ナプキンに包んで
            おいたのに色々と動揺していたせいで、部屋に持って
            帰るのを忘れてしまった。ろくに食べれてなかったの
            で非常に残念!

    24時すぎ    温泉にはゆっくりはいることができ、今日一日無
            事?終了。お部屋も清潔でとても気持ちがよい旅館。

             我が家の子供達もムービーメールや写メールを送っ
            てもらい人なつっこくやってるようで一安心。「玄
            関のほうみて帰ってくるの待ってるみたい」なんて
            様子を聞いたらもお愛おしくてたまらなくなってし
            まった。もう一日我慢!
             疲れていたのかあっという間に就寝〜。。。

    ◎2日目 2005年4月17日(日)晴れ・曇り・小雨
    7時過ぎ  起床。
          まずまずの天気。いい朝です。
          麦トロごはんに鮭・・普段朝からご飯なんて食べない
          私には朝から大ご馳走。

           出発前には旅館にいた金魚の産卵に偶然にも遭遇。
          この産卵を目撃したのは私とAさんだけ。なんだか縁
          起がいい感じではありませんか。。

    9時30分  お世話になった旅館をあとに、再びNIKKAへ!

    10時    2日目開講。
          本日は実技もということで、昨日に引き続き着替えて
          ヘルメットに加え軍手まで用意されていた。

          ◎洋樽整備
           整樽棟に移動そこで樽づくりについてのスライドを
          観賞。今では樽は全部輸入で、2,3回使い回してい
          るらしい。樽を手に入れるのはなかなか困難らしく、
          貴重みたい。樽の大きさもいくつか種類がある。一番
          大きい物で480L(パンチョン・シェリーバット)、
          中位で230L(ボックスヘッド)、小さいので180
          L(ホッグスヘッド)などなど。。

          からっぽの樽をたかだか1樽おこすのもこつがあって
          男の人でも一苦労。
          私も挑戦。一度目はお約束で失敗したけれど、2度目は
          上手におこせてご機嫌です。

           樽を焼くのはバーボンだけかと思っていたけれど、
          ウィスキーでも焼くみたい。バチバチと火柱上がるほ
          ど焼いて内側を木炭化。2mくらい離れたところで見て
          いたけれど、後ずさりするくらいの迫力と熱気。その
          後水でしっかり鎮火。たちこめた蒸気の匂いはむわぁっ
          とお酒の香り。
          この時期はまだいいけれど夏は暑くて大変みたいです。

           樽の上蓋と底蓋にはパッキンのかわりになるような
          藁のような草を1つ1つ隙間にキュッキュッとお酒の
          漏れがないように手作業で詰めていく。結構地味な作
          業です。これも挑戦させてもらうが、見てる分には簡
          単そうに見えたけど、やってみるとなかなかうまくい
          かなかった。

           最後は板同士が完璧に密着する作業。
          樽を立てて上から鉄のマジックハンドのような機械を
          わっかにあててガン!ガン!ガン!ギュッ!ギュッ!
          と下に締めれるだけ締めてようやっと完成。
           完成した樽に水を入れて寝かし、漏れがないかを確認
          して終了です。

           ここの整樽の行程を5人かそこらで行っているらしく、
          ここにあるものすごい数の樽をこの人たちだけで作った
          のかと思うと圧巻です。地味な作業だけれど、形になっ
          て残していくものはなんて素晴らしいこと。。。

◎樽詰め
            今回の「マイウイスキー塾」のメインイベントのひと
          つ。自分たちで樽詰めしたウイスキーを貯蔵して、10
          年後にお届けしてくれるという…。なんとも浪漫を感じ
          させられてしまいます。

           樽詰めするウイスキーはさすがにNIKKAさんが用意
          をしてくれていたものだけれど、いざ蛇口をひねって注
          入する時はテープカットをするような不思議な気持ちに
          なりました。ジョボジョボと樽を満杯にして麻布をあて
          たコルクで封印です。時々様子は見てくれるらしいけれ
          ど、このまま10年間の眠りにつきます。うまくいけば、
          我々の手元に、運が悪ければ、空っぽになってる場合も
          あるらしい。

           我らがウイスキーの上蓋に10年後の自分に向けてメッ
          セージを一人一人書きました。なんだかタイムカプセル
          を作っているようです。私はなんだか照れくさくて「お
          いしくなーれ♪」とだけ書いて署名。「私」も「ウイス
          キー」も10年後にはおいしくなっていたいですな。。。
 

  出来上がったウイスキーを前に記念撮影をパチリ!

           これから貯蔵庫までみんなで樽を転がして行きます。

           もちろんNIKKAさんはできあがった樽達は車でまと
          めて運ぶけれども私達は交代で貯蔵庫まで転がしていき
          ました。まっすぐ転がすのはなかなか難しいものです。

          ◎貯蔵

           貯蔵庫の前に到着です。砂浜のようなかわいた砂が敷き
          詰められ、電車のレールのようなものが5レーンほど。地
          下室のようにしっとりひんやりしています。ここでは1つ
          のレーンに樽を2段にして貯蔵してました。貯蔵する位置
          や上段か下段によって味も変わるらしい。

           我らがウィスキーも右端の一段目のレーンに乗せて転
          がしていきます。コルクの口が真上になるようにぴった
          り配置するのもちょっとしたテクニックが必要。NIKKA
          の人が最期にピッタリ決めてくれました。
          Goobye & See you again!!ってことで…

  12時15分  ◎終了式
           着替えをすませいよいよお世話になったNIKKAさん
          とお別れです。なんだかりっぱな修了証、記念品をもら
          い押し気味だったせいか、ゆっくりご挨拶することもで
          きないままあっというまにお別れでした。

           しかしここだけの話、前日の懇親会にて根回し?をし
          ていたAさんは他の人には内緒で今では手に入らない探
          していたポットスチル型のボトルをこっそり貰っていた(笑)
          さすがです。よかったね!

           最後の最後まで親切にしてくれたNIKKAのみなさん、
          本当にありがとうございました!

  12時30分  工場内にあるレストラン 「赤レンガ」にて用意して
          いただいた『芋煮定食』をいただく。おいしゅうござい
          ました。
           昼食後は買い物です。たくさんレアなものがありすぎ
          て何を買って帰ればいいのか、ここでもドツボにはまっ
          てしまったけれど、迷いに迷った末選んだ1本はいまで
          はお店の常連さんのHさんの手元に…。大変嬉しいこと
          です。
           これにてNIKKA仙台工場宮城峡蒸留所とお別れ。。
          楽しくいい経験をさせてもらいました!

15時30分   仙台駅にもどり、前日に目星を付けていたお土産を
          購入。日本酒の蔵めぐりが趣味という塾生のかたのオ
          ススメの日本酒「鳳陽」もここで購入することができ
          ました。探しているものが見つかるのは嬉しいものです。

   ***勉強かねた1泊2日の温泉旅行。。。これにて全行程終了!!
   お疲れさまでしでした〜。がっちり元をとって期待以上の収穫をもって愛
     しいワンとニャンの待つ、東京の我が家へと帰っていったのでした。

「「お し ま い」」

       〜 お ま け 〜
      東京に帰る前にちょっと寄り道です。
     「せっかくだから仙台にあるおもしろそうなBarを偵察してみよう!」
     と、いうことで女性バーテンダーがいるらしいという情報を入手し、
     仙台駅のそば、ホテルJALシティ仙台の『J−Lounge』に赴くことに。

      ホテルのバーなのにジーパンにトレーナーという格好で少し気後れ
     しつつも14Fにあるお店の扉を開けると、若い男性スタッフが2人
     ..。女性の姿はどこにも見あたらなかった。
     オープンと同時に伺ったので、お客様は私達だけ。ちょっとづつお話
     を伺うと噂の女性バーテンダーは引き抜き?で近くのバーで女性スタッ
     フだけのお店に移動されたとのこと。うーん残念!

      バーテンさんたちとおしゃべりをしている話の流れでお店のお客
     様がイギリスの蒸留所に行ったときの「蒸留所だより」とおみやげ
     の「マッカラン」と「アードベッグ」の樽だしの原酒とご対面する
     ことに。。!!
      「なんてラッキーなんだ♪♪♪」と香りをクンクン嗅がせてもらっ
     ていたら、親切に試飲までさせてくれた。
      「マッカラン」は度数はぐっとくるけど、「マッカラン」の味で飲
     み干したグラスはマイルドなチョコレートの甘い香りがずっと残って
     いたのが印象的。「アードベッグ」はいうまでもなく磯の香りがガッ
     チリときてこれも強烈に印象に残りました。
      突然訪ねた我々に親切に貴重なお酒を飲ませたいただいて身に余
     る光栄でした。。

      ...ということで、最後の最後にここでまた大きな収穫を得て
     上機嫌で東京への最終に乗り込んだ我々なのでした。