<CD - Classic #S12>
「Mozart Symphony」

  後期の交響曲はたまに聴きます。 結構全曲版も出ているみたいです。  by Masa



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演奏: VPO
指揮: カラヤン
第40番 ト短調 (1952年3月録音)
第41番 ハ長調 (ジュピター) (1962年5月録音)

相変わらずウィーン・フィルの音は美しくて繊細です、でもモーツァルトの軽さとか旋律の美しさを表現させたらここがいいですね。カラヤンのかなり若い頃のものですが、弦の美しい音色とか管楽器の艶のある音はよく出ていて満足のいく演奏でした。もっと新しい録音のほうがいいかもしれませんが、デッカのこの辺りの録音は相変わらず素晴らしいです。ゆったりと音楽を楽しませてくれます。モノラルの古さを感じさせません。中途半端なステレオ録音よりいい感じがします。 
バーンスタイン指揮
& VPO
 
後期交響曲集

ウィーン  ・ フィルハーモニー  管弦楽団、
指揮: イシュトヴァン ・ ケルテス
第25番ト短調K.183、 第29番イ長調K.201、第35番ニ長調K.385《ハフナー》

指揮はイシュトヴァン・ケルテスです。指揮者としては短い生涯であまり多くの録音は残っていませんがハンガリー出身の注目された人のようです。私自身は今回のCDが初めての出会いでしたが、ウィーン・フィルの持ち味をよく引き出していると思います。
モーツァルトがわずか18歳の時に作曲した第25番の交響曲は、若い時のの作とは思えないほど暗い情熱と悲劇的な緊迫感を示す作品で、彼の作品の中でもひときわ異彩を放っています。典型的なロココ風のギャラント様式による第29番と、祝典的な《ハフナー》交響曲との聴き比べも興味深いものがあります。ウィーン・フィルの美質を自然な形で引き出したケルテスの手腕が光ります。

録音: 1972年11月ウィーン
演奏: VPO, 
指揮: RiccardoMuti
第40番 ト短調
第41番 ハ長調(ジュピター)
1991年10月録音
VPO以外の演奏も・・

ジョージ・セル 指揮・
クリーブランド 管弦楽団

第28番、33番、35番、 39〜41番

セル&クリーブランドの組み合わせでCBSに残した演奏を集めたスペシャル版。
セル&クリーブランドといえば、ドヴォルザークが定番ですが、これもまたいいですね。
カール・ベーム 指揮
ベルリン管弦楽団
第36番、第38番、第39番
ブルーノ・ワルター 指揮
コロンビア 交響楽団
第36番、第39番
コープマン 指揮、
アムステルダム バロック オーケストラ
第25番、第29番・第33番