<CD - Classic #S05>
「壮大なる音のシャワー#2 -- Also Sprach Zarathustra」

超大編成と圧倒的なパワーでグイグイおしまくると言っていいような曲の登場です。映画「2001年宇宙への旅」でも使われた有名な曲なので、曲の冒頭は皆さんもご存知だと思います。でも、めったに全曲聞かれることはないと思いますけどね。先日この曲を紹介しようと別のCDを入手しようと考えていたのですが、USでまた下のようなCDを見つけて、つい入手してしまったので紹介したいと思います。この曲、間違ってもボリュームを絞ったりして聴いてはいけません。小音量では音楽が聞こえてこないのです。というのは、フォルッテシモでの圧倒的な音量とピアニッシモでの音量の差が大きいので、ピアニッシモの部分がとても小さな音で入っているからなのです。まあ、この曲だけではなくてこのCDに入ってる全ての曲を楽しむためには圧倒的な音量が必要になります。そういう意味で、私自身もめったに聞かない曲です。年に一度あるかどうか・・・。でも、その圧倒的な音場を再現出来た時には、その壮大なスケールとパワーの音のシャワーを浴びることができ、一気に宇宙空間にいざなってくれます。但、家に人がいたり、隣近所に音が漏れるようなことがあったら、即座にどこぞ遠くにいざなわれてしまうかもしれませんのでお気をつけ下さい。音場再現方法については、下記にヒントを書きますが、それによってもたらされる結果については、責任を負えません。     by Masa



CD Player Comments
ゲオルグ・ショルテ
ィー指揮+シカゴ
交響楽団
音のシャワー度・聴いているものを包み込むような大きなスケール、惹きつけられるような音楽性、音の強弱やスケールを見事に演じ分けるオーケストラの絶妙なバランス、全ての面でまとまっています。
Zubin Mehta
with NY
Philharmonic
Orchestra
メータの指揮でもっとも凄みのある演奏が聴きたい場合は、ニューヨーク・フィルと競演したものがCBS/ソニーから出ています。 デジタル録音のマスター・サウンドなので多分出ていると思います。私はレコードでしか持っていませんが。
冒頭の地を這うような低音は私が聴いた中ではこの録音が一番でした・・。
Zubin Mehtawith LAPhilharmonicOrchestra 広い音域を充分使って、圧倒的な音量で包み込むような演奏です。この中に浸ってしまうと、目の前に宇宙が広がり音楽を聴いているのを忘れさせるような雰囲気です。
カラヤン指揮+ベ
ルリン・フィル
もう少し音楽性をうんぬんしたい方には、ちょっと古めの録音ですが、カラヤン指揮+ベルリン・フィルもなかなかよかったです。ちょっと古い録音なので音圧レベルは他のものより低めです。もちろんこれでもかなりの音量が要求されますけどね。
小澤征爾指揮、
ボストン交響楽団