< サン=サーンス:交響曲第3番」&ムソルグスキー:展覧会の絵>

サン=サーンス:交響曲第3番」&ムソルグスキー:展覧会の絵



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【演奏】
指揮: ユージン・オーマンディ
管弦楽: フィラデルフィア管弦楽団
オルガン: エドワード・パワー・ビッ
グス
【曲目】
サン=サーンスの「オルガン付き」は、オーマンディが最も得意とした交響曲の一つで、モノラル〜ステレオ〜デジタルを通じて4種類もの録音を残しています。当盤に収録されているのはその2度目の録音となった1962年盤で、アメリカで絶大な人気を誇ったオルガニスト、パワー・ビッグスとの共演です。この録音は、フィラデルフィア管の本拠地アカデミー・オブ・ミュージックのエオリアン=スキナー社製オルガンを使用するため、ソニー・クラシカルのステレオ録音としては異例ながら、同ホールで録音が行われた貴重な例といえましょう。
「展覧会の絵」も3種類の録音が残されたお得意のレパートリーで、ラヴェルの精緻を極めたオーケストレーションを完璧に再現してゆくオーマンディの手腕が見事。黄金時代のフィラデルフィア管の名奏者たちの恐るべき技巧の冴えを刻印した名録音でもあります。