<CD - Baroque
「イタリア協奏曲」・J.S, Bach: Werke fur Cembaloby

バッハの後期作品の中の「クラヴィーア練習曲集」の中からVol.2の一部「イタリア協奏曲」を紹介したいと思います。この曲自体はとっても短い曲で、3部構成になっていますが、全部で12〜3分の小曲と言っていいでしょう。でも、とっても華麗な印象のある曲です。今回もやっぱりチェンバロでのカール・リヒター+ミュンヘン・バッハの演奏を選びました。 




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Karl Richter &
Munchener Bach-
orchester
収録曲 : 「イタリア協奏曲」、「トッカータとフーガ ト短
調」、「チェンバロ協奏曲 第3番/第5番」他 by バッ

Comment :曲自体が華麗な感じですので、他のクラ
ヴィーア曲とは少し趣が違った雰囲気がありますが、
バッハらしさがあるとてもいい曲です。協奏曲と呼ばれ
ていながら実はチェンバロのソロ演奏である。ただし、
チェンバロは一度にいろいろな音が出せるので、チェ
ンバロを使って協奏曲風に鍵盤楽器と他の楽器との
組み合わせのような曲に仕上げてあるのです。そのあ
たりがバッハらしいという感じかな。一緒に収録された
チェンバロ協奏曲もヴァイオリン協奏曲をチェンバロ用
にアレンジされたものであり、原曲を感じさせないよう
な素晴らしい編曲です。