<CD - 管弦楽 シェーラザード>

(リムスキーコルサコフ:)



この曲では、3つの演奏が素晴らしいと思っていますが、まだそれらのSACDは出ていません。

1) アンドレ・プレヴィン指揮+VPO(1981年録音)
2) ユージン・オーマンディー指揮+フィラデルフィア管弦楽団(1962年録音盤)
3) アーネスト・アンセルメ指揮+スイスロマンド(1954年録音)



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【演奏】
マルタ・アルゲリッチ (ピア
ノ)

ロイヤル・コンセルトヘボウ
管弦楽団(1)

バイエルン 放送交響楽団
(2)

キリル・コンドラシン (指揮)
【収録曲】

1. ニコライ・リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》作品35

2. ピョートル・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番変ロ短調作品23

【録音】
1979年6月27日、28日(1) アムステルダム、コンセルトヘボウ、1980年2月7日、8日(2) ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)

亡命後のコンドラシンによる、稀少な正規のセッション録音のひとつである「シェエラザード」は、数ある同曲の録音の中でも1,2を争う名演として有名です。また、旧PHILIPSレーベルによるアナログ録音末期の優秀録音としても名高く、録音が優れていればいるほど、相乗効果により、盤としての魅力が更に高まると言えるでしょう。
ムスティスラフ ・ ロストロポ

ヴィチ指揮、
パリ管弦楽団
【【収録曲】
1. ニコライ・リムスキー=コルサコフ:交響組曲 「シェエラザード」 作
品 35

2. ニコライ・リムスキー=コルサコフ: スペイン奇想曲作品34
3. モデスト・ムソルグスキー:交響詩 「はげ山の一夜」
4. ミハイル・グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

【録音】
1974年7月(1)、 1976年11月&1977年3月 (2-4) サル・ワグラム、パ
リ)


指揮者としてもスケールの大きさと濃厚な表現で一家をなし、ロスト
ロポーヴィチの代表的な名演。もともとが濃厚、壮大な曲である『シェ
エラザード』を、これでもかというほど思い入れたっぷりに演奏した、
充実感に満ちたヘビー級の内容です。情熱的で、それをストレートに
表現していく指揮によって、こうした華やかで目くるめくようにドラマ
が展開されていきます。R=コルサコフの管弦楽法の見事さが、この
演奏によりストレートに耳に飛び込んできます。

指揮:
ジャナンドレア・ノセダ
管弦楽:
トリノ王立歌劇場管弦楽団
【録音】
2015年4月13日, トリノ・レージョ劇場でのライヴ, DSD録音

マーラーの《復活》に先駆けること半年前に録音されたジャナンドレ
ア・ノセダとトリノ王立歌劇場管弦楽団の「シェエラザード」。ノセダの
闊達指揮から生み出された色彩豊かな響きは、この夢幻的なストー
リーをリアルな物語として表出しています。