<CD - Baroque バッハの音楽の捧げもの>


SACDハイブリッド盤。アルバム「隠された秘宝」(KKC 6198 / PTC 5186696)がレコード芸術誌の特選盤(2020年7月号)、朝日新聞 For yourcollection(2020年6月18日掲載)など、国内でも高い評価を得たリード五重奏団の"カレファックス"。当団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサンブル」と評され、結成当時から圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで高水準の演奏には定評があります。録音は独MDGレーベル、蘭PENTATONEレーベルなど数多くのリリースでも知られます。

コロナ禍で演奏活動が制限される中、最新アルバムは2020年6月にセッション録音が実現。オール・バッハ・プログラムに挑戦しました。



Player

【演奏】
カレファックス・リード五重奏

【オリヴァー・ボエクホール
ン(オーボエ、オーボエ・ダ
モーレ、イングリッシュホル
ン)

イヴァー・ベリックス(クラリ
ネット、E-flatクラリネット)、

ラーフ・ヘッケマ(ソプラノ・サ
クソフォーン、アルト・サクソ
フォーン)、

イェルテ・アルトゥイス(バセ
ットホルン、バス・クラリネッ
ト)、

アルバン・ウェスリー(バス
ーン)】

(1)-(10)アルテュール・クラー
センス(ルポフォン、イングリ
ッシュホルン)


【録音】
セッション録音:2020年6月/
ドープスゲツィンデ教会(ハ
ーレム)

バランス・エンジニア&プロ
デューサー:ニコラ・バルトロ
メー(Little Tribeca)

サウンド・エンジニア、エデ
ィティング&マスタリング:フ
ランク・ヤフレス(Little
Tribeca)
【曲目】
ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲、ラーフ・ヘッケマ編曲:
(1)-(9)『音楽の捧げもの』 BWV1079
"王の命による主題と付属物をカノン様式で解決した"
i.ラルゴ(6'13)
ii.3声のリチェルカーレ(5'31)
iii.アレグロ(5'50)
iv.王の主題によるカノン第1番「2声の逆行カノン」(3'07)
v.アンダンテ(3'15)
vi.王の主題によるカノン第2番「2声の逆行カノン」(3'51)
vii.アレグロ(2'48)
viii.王の主題によるカノン第3番「2声の逆行カノン」(4'07)
ix.6声のリチェルカーレ(6'02)
(10)ゴルトベルク変奏曲と同じ定旋律に基づく『14のカノン』BWV1087(4'27)
(11)-(15)コラール『高き天より、われ来たりぬ』に基づくカノン風変奏曲 BWV769
i.オルガン・コラール『高き天より、われ来たりぬ』 BWV 作品番号なし
〜コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248 第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ1「歓呼の声を放て、喜び踊れ」)
〜コラール・プレリュード『高き天より、われ来たりぬ』BWV738
〜コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248 第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ2「そのころ、全世界の人口を調査せよとの勅令が」
〜変奏曲I「オクターヴによるカノン」 BWV769/1(5'05)
ii.コラール(クリスマス・オラトリオ BWV248 第1部よりクリスマス第1祝日用カンタータ2「そのころ、全世界の人口を調査せよとの勅令が」
〜変奏曲II「5度のカノン」 BWV769/2(5'05)
iii.コラール『高き天より、われ来たりぬ』(マニフィカト BWV243aより)
〜コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV701(降臨・降誕(クリスマス)の歌によるフーガ集より)
〜変奏曲III「7度のカノン」 BWV769/3(5'35)
iv.コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV700(降臨・降誕の歌によるフーガ集より)
〜変奏曲IV「オクターヴの拡大カノン」 BWV769/4(5'47)
v.コラール『高き天より、われ来たりぬ』BWV606(オルガン小曲集より)
〜変奏曲V「6度、3度、2度、9度による反行カノン」BWV769/5(3'54)

チェンバロ:鈴木雅明
演奏:バッハ・コレギウム・
ジャパン
鈴木雅明率いるバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーによるバッハの《音楽の捧げもの》