<CD - Baroque O02>
「バロック by チェロ」
| チェロでバロックの名曲を演奏したものです。秋の夜にはチェロの腰の据わった静かな響きが良く合います。一つの曲をしっかり聴くより、ゆったりとした気分で聴けるものが欲しくなります。そんな時にこんな演奏があったらいいなというＣＤを見つけたので紹介したいと思います。それにしても、チェロの響きってどうしてこんなに気持ちをゆったりとさせてくれるんでしょうね。美しい曲のせいもあるんでしょうが、そんな音がとても好きです。 by Masa |
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Yo-Yo Ma (Baroque Chello) & The Amsterdam Baroque Orchestra conducted by Ton Koopman |
'Simpley Baroque' by Yo-Yo Ma ：バッハの曲 中心ですが、日頃はあまり聴かないカンタータ等 が入っています。コーラスのものは私のシステムで はほとんど再生しないのですが、それをチェロで演 奏しているので、現行システムでもこのバッハによ る美しい曲が再生できます。今回の演奏にあたっ て、ヨーヨー･マはチェロをバロック時代のものに限 りなく近いものに改造したようです。それによるもの か音は軽めで響きが少なく感じます。でも、この演 奏を聴く時にはそんなことを気にせずゆったりとそ の美しい響きのある音色に身を委ねて楽しみまし ょう。とても穏やかな気分に浸れますよ。 |
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Yo-Yo Ma (Baroque Chello) & The Amsterdam Baroque Orchestra conducted by Ton Koopman |
'Simpley Baroque 2' by Yo-Yo Ma ：この盤に はゴールドベルグ変奏曲の「アリア」が入っていま す。アリアでは「Ｇ線上のアリア」が有名ですが、個 人的にはこの曲が大好きなので、こんかいの盤も 大満足です。チェンバロでのバロックは大好きです が、今回のこの２枚でチェロによるバロックもファン になりそうです。チェロ曲ではない曲をチェロで演 奏するのは他のクラシックで聴いて気に入ってい たのですが、今回バロックでもそれが同じように素 晴らしいものができることを実感できました。これも 自分の愛用のチェロをバロック時代のものに近づ けるように改良までしてチャレンジしたヨー・ヨー・ マの努力が貢献しているのは間違いないですけど ね。 |
