<Jazz CDs - Naoko Terai>

「最近気に入ってよく聴くのが寺井尚子さんのヴァイオリン。 ジャズのヴァイオリンでは以前、アンドレ・プレヴィンがイツァーク・パールマンを迎えて録音していましたが、彼の場合クラシックの演奏方法から抜け出していない感じがしました。 最初に寺井さんの演奏を聴いた時に全く次元の違うものを感じました。 とにかく、寺井さん自身がとっても演奏を楽しんでいらっしゃるのが聴いているものにも伝わってきて、こちらをとっても楽しくしてくれます。 ジャズの演奏ではこの楽しませてくれるというのがいい演奏の証拠だと思っています。 なぜジャズを聴くかというと、やはり楽しませてくれるからですね、私の場合。 抜群のスイングによるドライブ感と演奏者自身がしっかり楽しんでいることが感じられて、とても楽しませてくれます。 1枚でも聴いていただきたいお薦めものです。


ジャズ・ワル

アンセーム
ドリーム・ダ
ンシング

夜間飛行
ジェラシー
Amapola
アダージョ 表題曲、「アルビノーニのアダージョ」を中心に多くのアダージョ曲が入っておりクラシックの演奏とジャズの演奏両方の雰囲気が味わえ、個人的にはとても好きな演奏の一つです。 曲も好きなものが多いです。
マイ・ソング スタンダードを演奏したCDです。 これもなかなかいいですね。 なじみのところでは、CMに使った演奏も入っています。
Lime Light 新譜です。 これも有名な曲を演奏しています。 今回はクラシックの曲も多く演奏しています。 



セ・ラ・ヴィ 久しぶりのアルバムが出たので、早速入手。
Very Cool DSDで録音したようで、今までとかなり音が違います。 ヴァイオリンの音が柔らかく響き、とてもいいです。
Hot Jazz 前作に続いて、DSDでの録音です。 やっぱりヴァイオリンはDSDでの録音がいいですね。 
今回からはグループ・メンバーも一新。 「アダージョ」以降少しメンバー間で方向性に違和感を感じていましたが、「セ・ラ・ヴィ」あたりから、吹っ切れた感じがしていましたが、やっと今回実現したようです。 新しい寺井さんの音楽が聴けます。
Twilight 初のセルフ・プロデュースの録音だそうです。 好きな曲の傾向が分かります。
Standards
THE BEST
Flourish オリジナル・アルバムとしては3年ぶりとなる新作をリリース。バンドのメイン・コンポーザーでもあるピアニストの北島直樹、ジャズ・ベース界の重鎮・古野光昭、平成生まれの新世代ドラマー荒山諒という、鉄壁なコンビネーションを誇るレギュラー・カルテットで録音。メロディアスなオリジナル曲に加え、歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」や映画「ピーター・ガン」、「シンドラーのリスト」のテーマ曲、パット・メセニーの名曲「ジェイムス」など、ワルツ、タンゴ、バラード、スウィングまで、ダイナミックで色とりどりの寺井尚子ワールドが満開の作品。