<Jazz CDs - John Coltrane>

マイルス・デーヴィスのオリジナル・クインテットやロリンズとの共演等、いろいろCDは持っているんですが、よくよくみたら、LPの時はかなりもっていたんですが、CDでは彼のリーダーでのCDはあまり持っていませんでした。 以前LPの時に後期の演奏を聴きすぎてその印象が強いのかもしれません。 彼のバラード曲の演奏等は好きなんですが、いつもどこかで100%こなし切れていません。 


Giant Steps リーダーとしての初アルバム。 まだオリジナル・メンバーが
集まる前で、素晴らしいメンバーは揃っているが、コルトレー
ンの新しい試みに、付いていけている感じはしません。 途
中、名手トミー・フラナガンが、ピアノの演奏をやめてしまって
います。 Alternative Takeでは続けていますが・・。 そん
な混乱も見られて面白いのですが、グループの演奏として
は、今ひとつの感じはぬぐえません。
My Favorite
Things」 by John
Coltrane
収録曲: 'My Favorite Thinkgs', 'Everytime We Say Good-
bye', 'Summertime', 'But noy for me'

リーダーでのデビュー作、Giant Steosからメンバーもオリジ
ナル・メンバーになっているので、バランス的にもとても聴き
やすくなっています。 タイトル曲はその後何度も録音されて
いますが、グループにとっても最初の録音です。 ソプラノ・
サックスでのバラード「Everytime We Say Good-Bye」、は
ストリート・ライブにとっても似合いそうな曲でとても好きです。
やはり夜が更けて、ちょっと寂しさが感じられるような時に聴
かされたらいいですね。


Ballads 今でもJAZZの定番CDとして、よく紹介される1枚。 演奏と
してはコルトレーンの一面しか出てないとは思いますが、名
演奏には違いありません。 黙って楽しみましょう。
持っていたリードが合わず、早いフレーズが吹けなくて、こう
いった選曲になったという話もあるようですが・・。


'Live at the
Village Vangurd'
by John
Coltrane
MJQの演奏で有名な「朝日のようにさわやかに」を全く違っ
たスタイルで雰囲気を変えて、エネルギー感のある演奏を聴
かせてくれます。 サマー・タイムでもそうですが、他の奏者
がどちらかというと軽快な感じの演奏が多いのですが、かな
りエネルギッシュなものを聴かせてくれます。


Both Directions atOnce: The Lost Album 名盤『至上の愛』半年前の黄金のカルテットによる幻のスタジオ録音が遂に明らかに!ジャズ史上最高のカリスマ、ジョン・コルトレーン(1926-1967)。2018年にリリースされた完全未発表スタジオ録音作『ザ・ロスト・アルバム』
Blue World ザ・ロスト・アルバム』の翌年の1964年に、マッコイ・タイナー〜ジミー・ギ
ャリソン〜エルヴィン・ジョーンズという通称・黄金のカルテットを率いて吹き
込んだ完全未発表スタジオ音源が、録音から55年を経てのリリース