<Jazz CDs - Bill Evans>

現在CDを一番多く持っている演奏者はなんといってもBill Evansでしょう。 MilesのQuintetに参加し、Milesとお互いに影響しあった関係のように見受けられます。 在籍したのは短かったのですが、その後の二人の演奏を聴いても同じことをやっているんだというのが分かります。 


Miles Davis & BillEvans

Complete StudioRecordings MasterTakes
ジャズ界の両巨頭、マイルス・デイヴィスとビル・エヴァンスの共演録音をスタジオ&ライヴ全て網羅した3CDセット
スタジオ・アルバム『Kind of Blue』、ライヴ・アルバム『Jazzat the Plaza』、『At Newport 1958』といった名盤から、映画音楽を収めたアルバム『Jazz Track』
New JazzConceptions エヴァンスの初リーダー・アルバム。
ベースは、テディ・コティック、ドラムスはポール・モチアン。
その後代表曲となるワルツ・フォー・デビーもトリオ曲としては、完成していなくて、ソロで短い演奏で入っています。


Easy to Love 初期のエヴァンスのソロ演奏を集めた盤です。 下記に出てくる2枚のソロ・セッション同様、エヴァンスの死後ソロ演奏を集めて出されたCD。 演奏自体は古いのでモノラル録音です。
'On GreenDolphin Street'by Bill Evance, この曲もマイルスが演奏して以来、スタンダードとしての位置を確立したようで、マイルス自身のグループでの演奏、そしてマイルス楽団の出身者の演奏に優れたものが多いようです。ホーンでの演奏も良さそうですが、ピアノ・トリオの演奏が本命と言われているようです。マイルスのグループnに参加したビル・エヴァンスはマイルス楽団でのリズム・セクションの盟友との録音で、マイルスの演奏を継承した端正さの中に知性を感じさせます。
発売は遅かったようですが、録音はスコット・ラファロの入ったトリオでの4部作よりも前だったようです。
Portrate in Jazz Scott Rafaloとの共演で有名な、4部作の1枚目。 枯葉は秀作として有名な演奏です。 何故か最高の出来のテイクがステレオ録音でされておらず、やむなくモノラル・ヴァージョンをステレオ版とともに収録。
The 1960Birdland Session 4部作と同様に、スコット・ラファロ&ポール・モチアンとのトリオでの演奏。 Portrate in Jazzの録音の後、Explorationとかの録音をする前の頃、バードランドでメインのバンドではなく、メインの合間に演奏を聞かせるグループとして出ていたようです。 数が少ないこの最初のレギュラー・トリオの演奏が聴けるのはうれしいですね。 正規のレコード用の録音ではなく、当時ラジオで流された演奏の記録のようです。 従って音はよくないですが、中身はなかなか凄いです。 こういうのは、モノラル系システムで聴きたいですね、音とかあまり考えずにえんそうにを楽しめます。 そのためにモノラル・ラインを用意しているので・・。 できれば周波数帯域も押さえ気味に、スピーカーも755Eあたりが、一番威力を発揮するかも・・。 
Exprolation Scott Rafaloとの共演で有名な、4部作の一部。
Waltz for Debby Sunday at Village Vangurdと同じ時のライブ録音。 観客の話し声、ボトルのキャップがテーブルの上を転がるような音、グラスと氷の音、等、そういった店での普通の音とピアノ音が溶け込んで、ライブの雰囲気はとてもよく出ているので、それだけでくつろげます。 効果音としているようなので、多少強調があったり、場所が移動しているよう感じもありますが、あまりマイナスにはなっていません。
Scott Rafaloとのれレギュラー・トリオでの有名な、4部作の一枚。 
Sunday at theVillage Vangurd Village Vangurdでの有名なライブ録音。
これも4部作の一部。 この演奏のすぐ後、事故で亡くなったスコット・ラファロの演奏がFeatureされていますが、その演奏にはうならされます。 ただ聞き入るのみにいつもなってしまいます。
Complete VilageVangurd
Know What Imean ピアノ・トリオでの演奏が多いエバンスとしては珍しく、マイルス・デーヴィスのセクステットで一緒に演奏していたアルト・サックスのキャノンボール・アダレイとの共演。 
マイルス時代を感じさせる息の合った演奏です。 どちらかというと、キャノンボールが少し抑え目に合わせているという感じがしますが、マイルスのグループではそういった形の演奏が多かったので異質感はなく、楽しそうに演奏している感じが伝わってきます。
UnderCurrent ジム・ホールのギターとのデュオでの演奏。 通常はピアノ・トリオで行われているインタープレイをどちらもソロにも伴奏にもなれる楽器、ピアノとギターで絡む演奏は聴き応えがあります。 特にこういった演奏形式を得意とした二人の共演ならではのものを聴かせてくれます。 楽しいですね。
Moon Beans スコット・ラファロ亡き後、レギュラー・トリオのベースにチャック・イスラエルが加わった後、録音されたのがこの’Moon Beams’と次の’How my heart sings!’。 3日で2枚分の録音がされたようです。 こちらの盤にはスロー・テンポな曲が収録され、もう一枚にはアップ・テンポな曲が収録されています。
もちろん、スコット・ラファロのような演奏やエバンスとの絶妙な絡みはできないでしょうが、チャック・イスラエルも才能ある演奏家だというのが確認できます。
How my heartsings! 上記のように同時に録音されたもののうち、アップ・テンポなものをを収録しています。
INTERPLAY
SOLO Sessions Volume 1 録音年代からするとレーベル’Verb’への移籍後の録音ですが、下記のBill Evanns Trio atShelly's Manne-Hallと同様にRiverside レーベルでの録音でしょう。 マイルスのオリジナル・クィンテットの時と同様、まだ契約した枚数が残っていたのでしょう。 でも、マイルスのプレステッジでの4部作同様に素晴らしい出来栄えの演奏です。 以前はビルのソロはあまり好きではなかったのですが、この演奏を聴いて見直し、好きになりました。 
SOLO SessionsVolume 2 上記Volume1と同時に録音された演奏が入っています。
Bill Evanns Trioat Shelly'sManne-Hall
TRIO 64
TRIO 65
Getz & Evans



At TheMontreaux JazzFestival モントルーでの演奏第一回目。 
ビル・エヴァンス|サム・アザー・タイム ザ・ロスト・セッション・フロム・ザ・ブラック・フォレスト

アーティスト : BillEvans (Piano),  Eddie Gomez 、Jack DeJohnette
ジャック・ディジョネットの短期在籍中の貴重な正式なスタジオ録音という、ビル・エヴァンスのディスコグラフィ史を書き換える作品。多くの未発表音源がライヴ音源、正式録音のアウトテイクだが、本作は高音質な録音とジャズを熟知したハイレベルなプロデュースで知られ、多くの優れて先鋭的なアルバムを制作した独MPSレーベルの創始者にして自らも大のジャズ・ファンのシュワラーの肝いりで、名盤『アット・モントルー』の数日後に自らのスタジオで録音された。
アナザー・タイム ザ・ヒルフェルスム・コンサート

アーティスト : BillEvans (Piano),  Eddie Gomez 、Jack DeJohnette
このトリオの音源は『モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス』のみと言われていたところに、まさかのスタジオ録音の存在が明らかになり『Some Other Time』として作品化。文字通り、歴史の一頁が書きかえられましたが、実にその2日後の記録が発見され、歴史の一頁を新たに明らかにします。1968年6月22日オランダのヒルフェルスムで行われたコンサートの音源。
Live at the Topof The Gate

アーティスト :
ビル・エヴァンス、 エディ・ゴメス、 マーティ・モレル
今まで未発表のライブ盤が2012に発売されました。 USで入手。 1968年ごろのNYでのライブの録音。 スタンダードな曲が多いです。
エヴァンス・イン・イングランド

アーティスト :
ビル・エヴァンス、 エディ・ゴメス、 マーティ・モレル
ビル・エヴァンス第二期トリオ@ロンドン"ロニー・スコッツ"トリオ結成初期を記録した『Live at Top of the Gate』から一年69年12月、格段の深化を見せたトリオの演奏。 エヴァンスのキャリアの中で最も長い活動歴となったメンバーによるもの。
Alone
from Left toRight
Since we met
Intuition エディー・ゴメスとのデュオ演奏。
Half Moon Bay
Quintesenese
I will say Good-bye
Montreaux 3
Crosscurrents
The IvoryHunters Bob Brookmeterとのピアノ・デュオ。
Eloquence
Live in Tokyo
The ParisConcert
PIANO JAZZ
Radio Broadcast

'Bill Evans" byBill Evans Trio(Scott LaFaro(b), Bill Evans(p), Paul Mtian(d) (写真) 曲目: 'You and the Night and the Music', 'Porgy', 'Waltz for Debby', 'Autumn Leaves', 'Some Day My Prince will Come', 'Alice in Wonderland', 'Blue in Green', 'Beautiful Love', 'Summertime', 'My Romance'
Comment: このCD本当に凄い選曲です。昔は必死で4枚揃えたのに、たった一枚でビル・エバンスがスコット・ラファロと競演した名演奏の数々を凝縮して網羅している。私の好きなものばっかりと言って過言ではないでしょう。いやあ〜、堪能堪能!素晴らしいの一言。これは本当にお買い得だし、とびっきりのジャズ・ピアノ演奏が聴けます。私も見つけて思わず買ってしまいました。