くわ馬鹿必須アイテム
人工冬眠装置(ワインセラー)

爆発栄螺
 

Lucanus elaphus

 Lucanus angusticornis

Lucanus ferriei

 Lucanus capreolus

Lucanus lunifer

やっと入手したクワガタを羽化させたのはいいが、

採卵に至らず短命に終わらせてしまった。



このままじゃいけない。



これでいいわけない。



反省から人工冬眠の必要性を痛感した。

我が家は人工冬眠装置導入計画を発動した。

以下の機種を候補として検討した。


メーカー名
名称
定価
サイズ
有効容量
消費電力
重さ
温度設定
棚形状
内部温度差
外観
長所と短所
 
 

 

東芝
GR-W100G(T)
180,000円
H97.5×W50.9×D60cm
100リットル
99W
42kg
8℃〜16℃まで2℃単位
フラット
ファン循環
家電品らしい外観
東芝の長所は
スリムな外観。サンヨーより少し安い。
省電力設計。
東芝の短所は
温度設定の範囲が狭い。
サンヨー
SR-KC36(H)
200,000円
H88.8×W59×D57cm
136リットル
128W
44kg
6℃〜18℃まで2℃単位
フラット
ファン循環
金庫のような無骨な外観
サンヨーの長所は
温度設定が広く、均一な温度。
サンヨーの短所は
高い価格。無骨なデザイン。
 
HAIER(ハウル)
クィーンズヌーボォー
79,800円
H78×W55×D50.6cm
82リットル
90W
36kg
4℃〜18℃に1℃単位
ワインの瓶に合わせた波型
上下に温度差(約6℃)
大きなガラスで中がよく見える
ハウルの長所は
内部が見やすい。安い。
ハウルの短所は
温度制御難しい。
ガラスが大きいためロスが大きい。

どれも一長一短で悩んだ。

結局、掛け替えのない大事な虫様の命を預かるということは、

値段を判断基準に入れてはならないという結論に至り、サンヨーを購入することを決定した。


これがサンヨーSR-KC36(H)の外観。
窓ガラスは二重で、UVカットなガラスになっている。
撮影でフラッシュ焚いたので、中が見えるけど普段は
中身が見え難い濃い色のガラスだ。
上の方に循環ファンとサーモが付いている。
2リットルの菌糸瓶だとちょうど24本入る大きさだ。
一番下の段の奥に給水トレイがあり、そこへ水を入れることにより
内部の湿度を保つようになっている。
LEDの温度設定インジケータ6℃から2℃おきに18℃まで。
扉を開けると自動で内部の照明が点灯する。
人工冬眠装置で眠るLucanus cervus judaicusです。
これで来年の春まできっちり眠ってもらいます。
来年の夏はLucanus cantori とかだって怖くないってか。

かくして我が家で一番高額な家電品がやってきたのでありました。

もちろん、家族の非難轟々であります。(^^;
 

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