100人100様の作り方・ポリシ−
考え方・好みが具体化し形になったものが俺箱になっている。
だから、どれが立派で、どれが劣っているというものではない。
その箱を作っている人が信じる所とか楽しさとかが見れたら楽しいと思うし、
製作者をより理解する事が出来ると思うのだぁ。
甲虫から脱線する事について
今回も前回の甲虫狂の大馬鹿者達に引き続き、クワガタ・カブトと若干ずれている点をご容赦
いただきたい。標本箱を見る本当の楽しさは驚きにあると思うのだぁ。
これは偏屈な人にならないために必要だと思いまする。
写真には撮らなかったが、一番ドラゴン邸で感動したのはミンミンゼミだ。
ミンミンゼミの羽があんなに美しいと思ったこと今までない。
あれはデジカメ画像では表現出来ないと諦めました。(^^;
なぜ同じ種類を複数標本にするのか?
「同じ虫いっぱい殺して並べて楽しいのですか?保護とか考えたら1匹で十分じゃないですか?」
という方が必ずいらっしゃると思うのですが、1頭だとあまり意味ないのです。(^^;
体の大きさによる変異(個体変異)とか採れる場所による変異(地域変異)などがあり、一見同じ
に見えるかもしれませんが、少しづつ違うのです。
永遠の未完成
どんなにちゃんとラベル作って綺麗に並べても、集まってきた標本により
いずれ配置変えが必要となり、箱の中身の並べ替えを迫られる。
やっぱり永遠な工事中だと思います。
手間は半端でないので、「う〜、やっぱ今のレイアウト嫌だ。気持ち悪い。もう我慢できないっ!」
となって初めて箱の中身の引越するような気がします。
最初から種類別に分けちゃうと箱の中身がスカスカで
かっちょ悪いし、場所食うし、
それで自分の中で妥協出来る組み合わせで「すし詰め」な箱をとりあえず作るのでありまする。
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